改めて考える単眼カメラとモノラルスピーカー それでも「iPhone Air」を推したくなる理由(1/3 ページ)
2025年9月に登場した「iPhone 17」シリーズの中で、ひときわ異彩を放つのが「iPhone Air」だ。賛否両論が飛び交うモデルだが、スペック表の数字だけでは測れないその真価は、果たして日常の使い勝手にどう響くのだろうか。
Appleが2025年9月に発売した「iPhone 17」シリーズ。その中にあって、一際異彩を放つのが、Plusシリーズに代わって追加された「iPhone Air」だ。
6.5型という大画面ながら、わずか約5.64mmの薄さと約165gの軽さを実現。Proシリーズと同じチップセット「A19 Pro」を搭載しながら、カメラは48MP Fusionカメラ1つのみ、スピーカーはモノラルという割り切った仕様となっている。
以前に出荷台数が振るわず減産が指示されたというニュースも伝えられており、一般層にはあまり響いていない様子だ。しかし、筆者の周囲やSNSなどで見かけるギーク層には意外と人気が高く、この一代で消えてしまうのはもったいないという声もよく聞かれる。
では、実際のところはどうなのだろうか。「薄さ」や「軽さ」といった数字上のスペックだけでなく、ギーク層以外でも日常的に問題なく使える端末なのか。AppleからiPhone Airを借用したので、普段使いの視点から確認していこう。
軽くて薄い「iPhone Air」
まず、手に取った瞬間に感じるのが、この「薄さ」と「軽さ」だ。
iPhone Airの本体サイズは約74.7(幅)×156.2(奥行き)×5.64(厚さ)mmと、6.5型のSuper Retina XDRディスプレイを搭載する端末としては、かなりコンパクトな印象だ。従来のPlus(6.7型)がPro Max(6.9型)に近い画面サイズだったのに対し、AirはiPhone 17/17 Pro(どちらも6.3型)に近いサイズに収まっている。
横幅はやや広めだが、厚さが約5.64mmしかなく、重量も約165gとiPhone 17(約171g)よりも軽量なため、持ちにくさはほとんど感じない。ポケットに入れてもかさばらず、長時間手に持っていても疲れにくい。これは日常使いにおいて、想像以上に大きなメリットだ。
その厚さだが、広げた状態のフォルダブルスマホ「Galaxy Z Fold 7」(厚さ約4.2mm)よりは厚いものの、薄型のアラミドケースを装着した状態ではほぼ変わらないサイズとなる。
本体が薄いといっても、側面のカメラコントロールやアクションボタンは、他モデルと同じく搭載している。特別使いやすくなったということはないが、薄すぎて使いにくいとは感じなかった。
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