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シャープもバッテリー交換プログラムを開始:ようやく終結か? ソニー製バッテリー問題
日立製作所、東芝、富士通に続き、国内PCベンダーのシャープも、ソニー製バッテリーの自主交換プログラムを開始する。
9月29日にソニーが発表したノートPCのバッテリーパック自主交換プログラムを受けて、国内ベンダで沈黙を守っていたシャープが、自主交換プログラムの開始を公表した。
すでに交換プログラムの実施を発表している日立製作所、富士通、東芝などと同様に、「現時点におきまして、当社製ノートパソコンでは、デル株式会社およびアップルコンピュータ株式会社が公表している、バッテリーパックの不具合と同様の事例は発生しておりません」として、あくまでユーザーの安心感を高めるべく、ソニーと協力して交換プログラムを実施するとしている。
今回のプログラムで対象となるモデルおよびバッテリーパックは下記の通り。
ソニー製バッテリーの自主交換プログラム対象機種 | |
---|---|
PC-MRシリーズ | PC-MR40J/PC-MR50H/PC-MR60HS/PC-MR80H/PC-MR80HU/PC-MR80J/PC-MR8BH7 |
バッテリーパック | CE-BL44 |
ただ、交換プログラムの詳細や提供開始時期については、「多くの会社がソニー製バッテリーの自主交換プログラムへの対応を表明しているため、バッテリーパックの供給はかなり厳しい状況にあります」として、後日公表するという。
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