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未発表GPUもなにげに登場──GIGABYTEのブースで見つけた新世代マザーCOMPUTEX TAIPEI 2008(2/2 ページ)

COMPUTEX TAIPEIのメインはもちろん展示ブース。しかし、ベンダーが独自に用意するプライベートブースも意外な“ブツ”があるから見逃せないのだ。

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専用チップでレーン倍増の「GA-EP45-DQ6」

 また、Extremeシリーズの「GA-EP45-DQ6」は、グラフィックスカード用のPCI Expressスロットを2本用意しているが、Intel P45 Expressの仕様が「8レーンの2セット」であるところを、専用のコントローラを搭載することで「16レーンの2セット」でCrossFireXを構築できるのが特徴だ。

 なお、同じExtremeシリーズの「GA-EP45-DS3」は、グラフィックスカード用のPCI Expressスロットを3本搭載するが、こちらはGA-EP45-DQ6のような専用チップを持たないため、それぞれのスロットで使えるレーンは「16レーン+4レーン」もしくは「8レーン+8レーン+4レーン」となる。

 GA-EP45-DS3は、マルチディスプレイ環境でも利用をメインとして考えられているとのことだが、GA-EP45-DS3に専用コントローラを搭載しなかった理由についてGIGABYTEは、「DQ6はハイエンドモデル、DS3はメインストリームモデルだから」という実に分かりやすい理由を示した。

2本用意されたグラフィックスカード用のPCI Expressスロットをどちらも16レーンで利用できる「GA-EP45-DQ6」
こちらはグラフィックスカード用のPCI Expressスロットを3本持つ「GA-EP45-DS3」

GIGABYTEのブースで大量に展示されていたIntel 4シリーズチップセット搭載マザーの1つ「GA-EP45C-DS3R」はIntel P45 Expressを搭載したモデルだが、メモリスロットにDDR3用を4本、DDR2用を2本用意している。COMPUTEX TAIPEI 2008では、DDR3/DDR2対応モデルが多くのマザーボードベンダーで展示されていた
Atom N230を搭載した「GA-GC230D」はIntel 945GCとICH7を組み合わせている。ブースではGA-GC230Dを搭載したNettopによる動作デモも行われていた

ようやく見つけた「次世代Radeon」搭載グラフィックスカード

 新世代、未発表などなど、興味深い製品展示で盛り上がるマザーボードと対照的に、次世代GPUが発表されなかったグラフィックスカードの展示はどこのブースも既存製品のみという状況だった。

 そのなかで、AMD(ATI Technologies)の次世代GPU「Radeon HD 4850」と搭載するというグラフィックスカード「GV-R485-512H-B」がGIGABYTEのプライベートブースで確認された。展示POPにある説明によると、PCI Express 2.0をサポート、DirectX 10.1に対応。グラフィックスメモリにはGDDR3を512Mバイト搭載すると述べられていた。

数少ない次世代GPU搭載グラフィックスカードとして存在が確認された「GV-R485-512H-B」は未発表のRadeon HD 4850を搭載する。薄型のクーラーユニットを搭載した1スロットサイズのモデルだ

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