アップル、Mini DisplayPort付きMacBook用の24型「LED Cinema Display」:iMacライクな新型ディスプレイ
LED Cinema DisplayはLEDバックライト搭載の24型ワイド液晶ディスプレイ。MacBookファミリーとはMini DisplayPortで接続し、充電用のMagSafe電源アダプタも内蔵する。
アップルは10月15日、LEDバックライト搭載のワイド液晶ディスプレイ「LED Cinema Display」を発表した。1920×1200ドット表示の24型ワイド液晶パネルを搭載し、価格は9万8800円となっている。直販サイトApple Storeでの出荷時期は、11月の予定だ。
LED Cinema Displayは、同日発表されたMini DisplayPort搭載のMacBook、MacBook Pro、MacBook Airのみで使用できる液晶ディスプレイ。アップルは、MacBookのために初めて開発した専用ディスプレイとしている。アルミニウム製のボディはiMacによく似ており、iMacのように表面をガラスで継ぎ目なく覆った黒縁デザインも採用する。
基本スペックは、輝度が330カンデラ/平方メートル、コントラスト比が1000:1、応答速度が12ms、視野角が上下/左右178度、最大表示色数が約1670万色だ。本体には、3基の自己給電式USB 2.0ポート、iSightカメラ、マイク、2.1チャンネルスピーカーを内蔵している。本体サイズは573.2(幅)×197.1(奥行き)×478.4(高さ)ミリ、重量は約9.5キロ。画面のチルト角度は5度から25度の範囲で調整可能だ。オプションのVESAマウントアダプタキットに対応する。
MacBookファミリーとは、Mini DisplayPort、MagSafe電源アダプタ、USB 2.0ポートの3つに分岐したケーブルで接続する仕組みだ。MagSafe電源アダプタの内蔵により、ディスプレイからMacBookファミリーへの充電が行える。
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