24型ワイドの大画面“ボードPC”がグラフィックスを強化――「VAIO L」:2010年PC夏モデル
上位モデルにマルチタッチ対応モデルをラインアップする24型ワイドの液晶一体型PC「VAIO L」は、CPUやGPUなどの基本スペックを強化した。
- VAIO 2010年夏モデル全体の概要はこちら→ソニー、Office 2010搭載の「VAIO」夏モデルを発表――ボードPC、カラバリ、テレビ機能に注力
GPUを強化し、テレビチューナーを刷新
3波チューナーを内蔵する高機能液晶一体型PC「VAIO L」は、マルチタッチ対応の24型ワイド液晶ディスプレイ(1920×1080ドット)を搭載する最上位機と、2色のカラーバリエーションを選べる下位機の計3モデルがラインアップされる。実売価格は上位の「VPCL139FJ」が24万円台半ば、下位の「VPCL138FJ/S」(シルバー)と「VPCL138FJ/T」(ブラウン)が21万円台半ばになる見込み。いずれも6月19日に発売される予定だ。
2010年夏モデルでは主に基本スペックが強化されている。具体的には搭載CPUがCore 2 Duo E7500から同E7600に変更され、GPUもNVIDIA G210MからNVIDIA 310Mに変更された。また新設計の地デジチューナーを採用したほか、細かいところでは付属マウス/キーボードも刷新されている。そのほかのスペックは春モデルを踏襲しており、メモリは4Gバイト、HDDが1Tバイト、光学ドライブにはBlu-ray Discドライブを搭載。インタフェースも変わらず、SDメモリーカードスロットや、5基のUSB 2.0、IEEE1394、HDMI入力/ビデオ入力(上位モデルのみ)、音声入力、光デジタル音声出力、ヘッドフォン、マイク、有効31万画素のWebカメラ、FeliCaポートなどをそろえる。OSは64ビット版Windows 7 Home Premiumだ。
なお、VAIOオーナーメードモデルには、直販専売のブラックに加えて、新色のボルドーが追加されたほか、GPUの選択肢にはさらに高速なNVIDIA 330Mも加わっている。店頭モデルの主な基本スペックは以下の通り。
VAIO L店頭モデルの概要(その1) | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
シリーズ名 | モデル名 | タイプ | 従来比較 | CPU | メモリ | HDD | OS | 実売 |
VAIO L | VPCL139FJ/T(ブラウン) | 液晶一体型 | カラー変更 | Core 2 Duo E7600(3.06GHz) | 4096MB (DDR2) | 1TB | 64ビット版7 Home Premium | 24万5000円前後 |
VPCL138FJ/S (シルバー) | 液晶一体型 | マイナーチェンジ | Core 2 Duo E7600(3.06GHz) | 4096MB (DDR2) | 1TB | 64ビット版7 Home Premium | 21万5000円前後 | |
VPCL138FJ/T (ブラウン) | 液晶一体型 | マイナーチェンジ | Core 2 Duo E7600(3.06GHz) | 4096MB (DDR2) | 1TB | 64ビット版7 Home Premium | 21万5000円前後 | |
VAIO L店頭モデルの概要(その2) | ||||||||
シリーズ名 | モデル名 | 液晶 | 解像度 | チップセット | 光学ドライブ | GPU | TV機能 | 重量 |
VAIO L | VPCL139FJ/T(ブラウン) | 24型ワイド(タッチパネル) | 1920×1080 | Intel P43 | BD-R/RE対応Blu-ray Disc | GeForce 310M | 3波デジ×2 | 約12.5キロ |
VPCL138FJ/S (シルバー) | 24型ワイド | 1920×1080 | Intel P43 | BD-R/RE対応Blu-ray Disc | GeForce 310M | 3波デジ×2 | 約12.5キロ | |
VPCL138FJ/T (ブラウン) | 24型ワイド | 1920×1080 | Intel P43 | BD-R/RE対応Blu-ray Disc | GeForce 310M | 3波デジ×2 | 約12.5キロ |
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