ニュース
HPが上海で発表したUltrabook詳報、そして謎の“Sleekbook”とは?:GIS 2012(2/2 ページ)
米HPが明らかにした新製品は、13.3〜15.6型のUltrabookをはじめ、Sleekbook、バッテリー駆動の小型複合機、Linux内蔵ディスプレイなど多岐にわたる。ん、Sleekbookって何だ?
HP Pavilion m6 Notebook PC
「HP Pavilion m6 Notebook PC」は、15.6型ワイド液晶ディスプレイを搭載するノートPC。2012年夏に発売される予定で、価格は約749ドルからだ。DVDスーパーマルチドライブを内蔵し、テンキー付きキーボードを備える。詳細なスペックなどは公開していない。
DVDスーパーマルチドライブ内蔵の15.6型ノートPC「HP Pavilion m6 Notebook PC」。キーボードはテンキー付きだ(写真=左)。左側面にはアナログRGB出力、HDMI出力、USBポート、ギガビットLAN、音声入出力を装備(写真=中央)。右側面にはUSBポートと光学ドライブを備える(写真=右)
HP Officejet 150 Mobile
「HP Officejet 150 Mobile」は、モバイル利用に配慮した小型インクジェット複合機。6月に発売する予定だ。価格は399米ドル。
特徴は最大500ページ印刷可能なリチウムイオンバッテリーを内蔵し、複合機ながらバッテリー駆動を実現していること。A4カラープリントに加えて、PictBridge対応USBポートやSDメモリーカード/MMCスロット経由のダイレクトプリント、ドキュメントスキャン、コピーも行える。
印刷スピードはA4モノクロが最大22枚/分、A4カラーが最大18枚/分、インクは顔料ブラック+染料3色(CMY)、最大給紙容量は50枚、スキャナの光学解像度は600dpiだ。本体にはタッチパネル付きの2.36型カラー液晶モニタを内蔵。インタフェースはUSB 2.0とBluetooth 2.0+EDRを装備し、スマートフォンからのワイヤレスプリントにも対応する。
本体サイズは350(幅)×171(奥行き)×90(高さ)ミリ、重量は約2.9キロ(バッテリー装着時は約3.1キロ)だ。
最大500枚が印刷可能なリチウムイオンバッテリーを搭載し、タッチパネル付き2.36型カラー液晶モニタを備える(写真=左・中央)。Linuxを内蔵し、1366×768ドット表示に対応した18.5型ワイド液晶ディスプレイ「HP Passport 1912nm」も展示されていた。USB接続のキーボードとマウスを接続し、ディスプレイ単体でインターネットに接続できるのが特徴だ(写真=右)。もちろんPCと接続し、通常のディスプレイとして使うこともできる
関連キーワード
日本HP Ultrabook「HP ENVY14 SPECTRE/HP Folio 13」など | Ultrabook | HP | PC | Linux | プリンタ複合機 | ノートPC | HP ENVY | HP Pavilion | インクジェット | HP Officejet | Intel WiDi | Ivy Bridge | PictBridge
関連記事
- GIS 2012:HPが上海でIvy Bridge世代のUltrabookを発表――「HP ENVY Spectre XT」など3機種
米HPは13.3型/14型/15.6型ワイド液晶搭載のUltrabook「HP ENVY Spectre XT」「HP ENVY 4 Ultrabook」「HP ENVY 6 Ultrabook」を発表した。いずれも第3世代Coreを採用する。 - 2012年PC夏モデル:“第3世代Core i7”で8万円前後からの15.6型ノート――「HP Pavilion g6-2000」
「HP Pavilion g6-2000 インテルモデル」は、クアッドコアの第3世代Core i7-3612QMを搭載し、実売価格8万円前後とコストパフォーマンスを重視した15.6型ノートPCだ。 - 2012年PC夏モデル:第3世代Core i7+GT 630Mで7万円台前半の14型ノート――「HP Pavilion dv4-5000」
日本HPがホームモバイル向けの14型ノートPC「HP Pavilion dv4-5000」を発表。第3世代Core i7-3612QMとGeForce GT 630Mを搭載し、直販価格は7万円台前半からだ。 - 日本HP、14型ワイド液晶搭載Ultrabook「HP ENVY14 SPECTRE」の発売日を確定
日本ヒューレット・パッカードは、同社製Ultrabook「HP ENVY14 SPECTRE」の発売日を決定した。 - この質感、シビレるだろう?:ガラス張りの“プレミアムUltrabook”――「HP ENVY14 SPECTRE」に誘惑される
安さもキーワードの1つであるUltrabookだが、価格競争が加熱し過ぎると、仕様が画一化してきて、面白みがなくなったりもする。日本HPの「HP ENVY14 SPECTRE」は、思い切って高級志向に振ることで、既存のUltrabookに一石を投じる存在だ。 - 直販モデルがお買い得:性能とデザインの美しい融合――「ENVY15-3000」にうっとりした
ENVYブランドを冠した日本HPの新鋭機「ENVY15-3000」。前回のフォトレビューに続いてパフォーマンスや使用感をチェックしていこう。これはいいものだー。 - 極上の15型ワイドノート:写真で見る「HP ENVY15-3000」
HPの高級ブランド「ENVY」に追加された15.6型ワイドノートPC「HP ENVY15-3000」。その美しいデザインと使い心地を追求した豪華なギミックを写真と動画で見ていこう。 - 本日発売!:“ナナキュッパ”の13.3型Ultrabookは意外にスゴい――「HP Folio 13-1000」に迫る(後編)
7万9800円という低価格が目を引く13.3型Ultrabook「HP Folio 13-1000」は、どこまで“使える”のか? パフォーマンス、バッテリー、発熱、騒音をじっくりテストした。 - これは、お値段以上か?:Core i5+128GバイトSSD搭載の13.3型Ultrabookが8万円切り――「HP Folio 13-1000」に迫る(前編)
HP初のUltrabook「HP Folio 13-1000」が日本上陸。ワールドワイドでPCを多数展開する同社らしい手堅い作りと低価格が魅力の1台だ。2回に渡ってレビューをお届けする。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.