日本HP、17.3型から14型まで「HP Pavilion」シリーズ4機種を投入:2012年PC夏モデル
日本HPは、「HP Pavilion」シリーズの夏モデルとして、17.3型の「dv7-7000」、15.6型の「dv6-7000」および「g6-2000」、14型の「g4-2000」を投入。ノートPCのラインアップを拡充した。
メインストリーム向けノートPCのラインアップを拡充
日本ヒューレット・パッカードは6月19日、2012年PC夏モデルとして「HP Pavilion dv7-7000」「HP Pavilion dv6-7000」「HP Pavilion g4-2000」「HP Pavilion g6-2000」を発表、同日より順次販売を開始した。
17.3型ワイド液晶ディスプレイ(1600×900ドット)を搭載する「HP Pavilion dv7-7000」は、Web直販のHP Directplusモデルに、第3世代CoreのCore i5-3210M(2.5GHz/最大3.1GHz)搭載モデルを追加、最小構成時の価格を6万4050円まで引き下げている。そのほかのBTOメニューは従来同様で、クアッドコアのCore i7や、2Gバイト〜16Gバイトまで搭載可能なメモリ、320Gバイト〜1.5TバイトHDDおよび160GバイトSSD、GeForce GT 650M(2GバイトGDDR5)、1920×1080ドット表示対応の非光沢パネル、Blu-ray Discドライブなどを選択できる。
インタフェースはSD(SDXC対応)/MMCスロット、アナログRGB出力、HDMI出力、USB 3.0×3、USB 2.0×1、音声入出力など。ネットワーク機能として、ギガビットLANとIEEE802.11b/g/n対応無線LAN、およびBluetooh 4.0を備える。本体サイズは418(幅)×278(奥行き)×31.5〜37ミリ、重量は約3.15キロ。標準バッテリーで、約6時間のバッテリー駆動が行える。OSは64ビット版のWindows 7(SP1)で、選択可能なエディションはHome PremiumとProfessionalだ。
15.6型ワイド液晶ディスプレイ(1366×768ドット)を搭載する「HP Pavilion dv6-7000」も、兄弟機のdv7-7000同様にCoreのCore i5-3210M(2.5GHz/最大3.1GHz)搭載モデルを加えて最小構成時の価格を5万7750円(HP Directplus)に抑えている。それ以外のBTOメニューはdv7にほぼ準じており、15.6型ながら1920×1080ドット表示の非光沢パネルも選択できる。本体サイズは378(幅)×247(奥行き)×29.4〜35(高さ)ミリ、重量は約.5キロ。バッテリー駆動時間は約6時間だ。
一方、14型ワイド(1366×768ドット)の「HP Pavilion g4-2000」と、15.6型ワイド(1366×768ドット)の「HP Pavilion g6-2000」は、スペック固定の量販店向けモデルで、前者が実売7万円前後で6月29日に、後者が実売8万円前後で7月上旬に発売される。
HP Pavilion g4-2000の主なスペックは、Core i5-3210M(2.5GHz/最大3.1GHz)、4Gバイトメモリ、750GバイトHDD、DVDスーパーマルチドライブ、Intel HD Graphics 4000など。OSは64ビット版Windows 7 Home Premium(SP1)だ。また、Bluetooth 4.0を内蔵し、Office Home&Business 2010(SP1)をプリインストールしたモデルが9万5000円で用意される。本体サイズは374(幅)×246(奥行き)×30.5(高さ)ミリ、重量は約2.13キロ。バッテリー駆動時間は約6時間だ。
HP Pavilion g6-2000の基本スペックは、Core i7-3612QM(2.1GHz/最大3.1GHz)、8Gバイトメモリ、750GバイトHDD、DVDスーパーマルチドライブ、Intel HD Graphics 4000、64ビット版Windows 7 Home Premiumなど。5月発表のモデルをほぼ引き継ぐが、新色としてリネンホワイトが追加された。なお、Bluetooth 4.0を内蔵し、Office Home&Business 2010(SP1)をプリインストールしたモデルも実売10万5000円前後で用意される。本体サイズは378(幅)×244(奥行き)×31(高さ)、重量は約2.4キロ。標準で約5.5時間のバッテリー駆動が行える。
関連キーワード
HP | ノートPC | Core i7 | HP Pavilion | クアッドコア | テンキー | Intel HD Graphics | マルチタッチ | Altec Lansing | コストパフォーマンス | Intel Hyper-Threading Technology | アイソレーションキーボード | Synaptics
→「HP Pavilion dv7-7000」をHP Directplusで購入する
17.3インチ ワイドのハイパフォーマンス・ノート
→「HP Pavilion dv6-7000」をHP Directplusで購入する
15.6インチ ワイド プレミアム・スタンダード・ノートPC
関連記事
- 2012年PC夏モデル:第3世代Core i5搭載Ultrabookが6万円台から――「HP ENVY6-1000/HP ENVY4-1000」
日本HPがUltrabookのラインアップに15.6型と14型の2機種を投入した。メインストリーム向けに価格を抑えたバリューモデルだが、デザインや音質にもこだわった製品となっている。 - 2012年PC夏モデル:8.5時間動作で3万円台から、AMDのAPU搭載11.6型ノート──「HP Pavilion dm1-4200」
日本HPよりAMDプラットフォームを採用した11.6型ノートPCの新モデルが登場。小型ボディ、8.5時間動作のバッテリーを実装しながら、実売3万9900円からとする低廉な価格帯を実現する。 - 2012年PC夏モデル:最新最強のCPUとGPUを搭載したゲーミングタワー──「HP Pavilion Desktop PC h9-1280jp/CT」
日本ヒューレット・パッカードは、6月19日にゲーミングPC「h9-1280jp/CT」を発表。“第3世代”のCPUと“Kepler”世代のGPUを組み合わせたモデルが登場する。 - 7万円台でここまで快適:第3世代Core i7搭載の15.6型ノートもコレなら手が届く?――「HP Pavilion g6-2000」実力診断
第3世代Coreが登場し、そろそろ自宅用の大画面ノートPCを買い替えようと考えているならば、低予算でパワフルな15.6型ノート「HP Pavilion g6-2000」はどうだろうか? - 2012年PC夏モデル:“第3世代Core i7”で8万円前後からの15.6型ノート――「HP Pavilion g6-2000」
「HP Pavilion g6-2000 インテルモデル」は、クアッドコアの第3世代Core i7-3612QMを搭載し、実売価格8万円前後とコストパフォーマンスを重視した15.6型ノートPCだ。 - パワフルでスタミナ十分、そして意外に安い:第3世代Core i7+GeForceで7万円台の14型ノート――「HP Pavilion dv4-5000」を試す
「HP Pavilion dv4-5000」は、第3世代のクアッドコアCore i7-3612QMとNVIDIA GeForce GT 630M、長時間駆動のバッテリーを備えつつ、価格をグッと抑えた14型ノートPC。これは買いなのか? - 2012年PC夏モデル:第3世代Core i7+GT 630Mで7万円台前半の14型ノート――「HP Pavilion dv4-5000」
日本HPがホームモバイル向けの14型ノートPC「HP Pavilion dv4-5000」を発表。第3世代Core i7-3612QMとGeForce GT 630Mを搭載し、直販価格は7万円台前半からだ。 - 2012年PC夏モデル:4万円台からの“Ivy Bridge”デスクトップ――「HP Pavilion Desktop PC s5/p6」
日本HPのセパレート型デスクトップPC「HP Pavilion Desktop PC」シリーズは、「s5」と「p6」がモデルチェンジし、第3世代Core iシリーズを搭載した。ハイエンドユーザー向けの「h9」と5月2日に新モデルが出た「h8」は、カスタマイズメニューの追加のみとなった。 - 2012年PC夏モデル:第3世代Core+SSDで快適操作を実現した液晶一体型PC――「HP Omni 220/120」
日本HPの液晶一体型PCでバリューモデルとなる「HP Omni」シリーズは、上位機種の「HP Omni 220」にIvy Bridge世代のシステムとSSDを採用したのがみどころだ。 - 2012年PC夏モデル:“空中に浮いている”ような近未来デザイン、Ivy Bridge採用で性能強化──「HP TouchSmart PC 520」
23型サイズの液晶一体型デスクトップPC「HP TouchSmart PC 520」の2012年春モデルは、Ivy Bridge世代のCPUで性能がグッと強化された。直販サイトモデルは5万5860円から。 - オーバークロックも手軽にできる:“第3世代Core i7”搭載の「HP Pavilion Desktop PC h8-1290jp/CT」を徹底チェック
“Ivy Bridge世代”に進化した日本HPのハイエンドミニタワーを速攻かつ詳細にレビュー。Core i7-3770Kを同2600Kに載せ換えて、性能、発熱、消費電力の比較もしてみた。 - 2012年PC夏モデル:Ivy Bridge世代のハイエンドタワーが7万円台から――「HP Pavilion Desktop PC h8-1290jp/CT」
「HP Pavilion Desktop PC h8-1290jp/CT」は、第3世代Core i5/i7とIntel Z75 Expressを採用したミニタワー型PC。ハイエンドモデルながら、7万円台から購入できる。 - 日本HP、14型ワイド液晶搭載Ultrabook「HP ENVY14 SPECTRE」の発売日を確定
日本ヒューレット・パッカードは、同社製Ultrabook「HP ENVY14 SPECTRE」の発売日を決定した。 - この質感、シビレるだろう?:ガラス張りの“プレミアムUltrabook”――「HP ENVY14 SPECTRE」に誘惑される
安さもキーワードの1つであるUltrabookだが、価格競争が加熱し過ぎると、仕様が画一化してきて、面白みがなくなったりもする。日本HPの「HP ENVY14 SPECTRE」は、思い切って高級志向に振ることで、既存のUltrabookに一石を投じる存在だ。 - 3930K、580GTX、高速SSD:“赤い”は速い! SandyBridge-E世代のゲーミングPC「HP Pavilion Desktop PC h9-1190jp」を駆る
日本HPの「HP Pavilion Desktop PC h9-1190jp」は、水冷システムを採用したゲーミングモデルだ。赤く光る“Phoenixデザイン”はいかにも強くて速そうだけど、実際はどうなの? - 直販モデルがお買い得:性能とデザインの美しい融合――「ENVY15-3000」にうっとりした
ENVYブランドを冠した日本HPの新鋭機「ENVY15-3000」。前回のフォトレビューに続いてパフォーマンスや使用感をチェックしていこう。これはいいものだー。 - 極上の15型ワイドノート:写真で見る「HP ENVY15-3000」
HPの高級ブランド「ENVY」に追加された15.6型ワイドノートPC「HP ENVY15-3000」。その美しいデザインと使い心地を追求した豪華なギミックを写真と動画で見ていこう。 - 本日発売!:“ナナキュッパ”の13.3型Ultrabookは意外にスゴい――「HP Folio 13-1000」に迫る(後編)
7万9800円という低価格が目を引く13.3型Ultrabook「HP Folio 13-1000」は、どこまで“使える”のか? パフォーマンス、バッテリー、発熱、騒音をじっくりテストした。 - これは、お値段以上か?:Core i5+128GバイトSSD搭載の13.3型Ultrabookが8万円切り――「HP Folio 13-1000」に迫る(前編)
HP初のUltrabook「HP Folio 13-1000」が日本上陸。ワールドワイドでPCを多数展開する同社らしい手堅い作りと低価格が魅力の1台だ。2回に渡ってレビューをお届けする。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.