ソニー、最長7000時間の長寿命化を実現した業務用液晶プロジェクター計9製品
ソニーは、企業向けモデルとなる液晶プロジェクター「D100」「E200」シリーズ計9製品を発売する。
ソニーは7月18日、企業向けモデルとなる液晶プロジェクター「D100」シリーズ、および教育機関向けモデル「E200」シリーズを発表、計9機種を8月より順次発売する。
今回の新機種はいずれも、ランプ冷却機構の最適化によりランプ寿命を最長7000時間とした長寿命モデル。D100シリーズはおもに企業の会議用途向けの小型筐体を採用、E200シリーズは教育現場向けとなる天吊り設置対応モデルとなっている。
D100シリーズは、ラインアップとしてWXGA解像度対応モデルの「VPL-DW125」「VPL-DW120」、XGA解像度対応モデル「VPL-DX145」「VPL-DX140」「VPL-DX120」の5製品を用意。VPL-DX145/DX140は3200ルーメンの高輝度表示に対応した。またVPL-DW125/DX145はPCからの無線LAN/USBケーブル経由での伝送が可能だ。
E200シリーズは、WXGA対応モデル「VPL-EW275」「VPL-EW245」、XGA対応モデル「VPL-EX275」「VPL-EX245」の4製品をラインアップ。いずれも1.6倍のワイドズームレンズの搭載により、従来モデルより近距離での設置に対応した。また出力16ワットのスピーカーも内蔵。PCからのUSBケーブルでの伝送もサポートする(無線LAN伝送はオプションで対応)。
予想実売価格はVPL-DW125が約9万円、VPL-DW120が約8万円、VPL-DX145が約11万円、VPL-DX140が約10万円、VPL-DX120が約7万円、VPL-EW275が約14万5000円、VPL-EW245が約13万円、VPL-EX275が約13万円、VPL-EX245が約11万5000円だ。
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