基本スペックを強化し、価格はさらに安く――「HP ENVY dv7-7300/dv6-7300」:2013年PC春モデル
日本ヒューレット・パッカードは、17.3型ワイド液晶ディスプレイ搭載ノート「HP ENVY dv7-7300」など2機種を発売する。従来モデルよりもスペックを強化しつつ、価格をさらに下げたモデルもある。
日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は3月18日、17.3型ワイド液晶ディスプレイを搭載するノートPC「HP ENVY dv7-7300/CT」と、同15.6型ワイドモデル「HP ENVY dv6-7300/CT」の2機種を発表した。BTOカスタマイズに対応する“HP Directplus”モデル限定で、量販店モデルは用意されない。2013年3月19日から順次発売する。
これらのモデルはそれぞれ「HP ENVY dv7-7200」と「HP ENVY dv6-7200」の後継機種だ。従来モデルからCPUやグラフィックスなどを強化し、基本性能の向上を図った。
dv7-7300/CTの基本構成はCore i5-3230M(2.6GHz/最大3.2GHz)、4Gバイトメモリ、500GバイトHDD(7200rpm)、DVDスーパーマルチ、GeForce GT 635M、1600×900ドット表示対応の17.3型ワイド液晶ディスプレイなど。基本構成での価格は6万4680円(税込み)で、2013年4月上旬に発売する。
また、dv7-7300/CTはCPUがCore i7-3630QM(2.4GHz/最大3.4GHz)となるクアッドコア構成モデルも用意する。グラフィックスがGeForce GT 650Mとなるほかは、Core i5モデルと同様の仕様だ。発売日は2013年3月19日で、基本構成価格は7万7280円。
15.6型モデルのdv6-7300/CTは、Core i3-3130M(2.6GHz)、4Gバイトメモリ、500GバイトHDD(7200rpm)、DVDスーパーマルチ、Intel HD Graphics 4000が基本構成となる。ディスプレイの解像度は1366×768ドットだ。発売日は2013年3月19日で、基本構成価格は4万5990円。HDDの容量などを強化した一方で、従来モデルよりも価格は約4000円下がっている。
インタフェースや無線通信機能は共通で、USB 3.0×3、USB 2.0×1、HDMI出力、アナログRGB出力、2in1メディアカードスロット、音声入出力、ギガビットLAN、IEEE802.11b/g/n準拠の無線LAN、Bluetooth 4.0を装備する。OSは64ビット版Windows 8だ。これらのモデルはすべて、通常よりも短い納期で提供可能な東京生産モデルに属する。
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