東京地下鉄(東京メトロ)とUQコミュニケーションズは5月22日、東京近郊・東京メトロ全線でWiMAXエリア対応を済ませたと発表。2013年5月28日正午に全線で利用可能になる。
地下鉄のエリア化は駅構内および駅間トンネル区間が対象。携帯4社(NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、イー・アクセス)およびWiMAXを展開するUQコミュニケーションズは2011年12月より、これまで不感エリアだった地下鉄トンネル区間のエリア化を実施。WiMAXは都営地下鉄 大手町駅のエリア化を皮切りに駅構内およびトンネル区間のエリア化を進めた。
5月28日に東京メトロ南北線 白金高輪駅、永田町駅、および駅の一部で利用可能だった東京メトロ丸ノ内線・東西線・千代田線の大手町駅、東京メトロ日比谷線の恵比寿駅、東京メトロ有楽町線の永田町駅と豊洲駅、東京メトロ半蔵門線の永田町駅と住吉駅の各駅全域で利用可能とし、一部他鉄道会社の管理駅(半蔵門線・副都心線の渋谷駅、南北線の目黒駅)を除く東京メトロ全線でWiMAXサービスを利用できるようになる。
都営地下鉄は2012年12月に全線対応済み、ほか福岡市地下鉄、横浜市営地下鉄、仙台市地下鉄、大阪市営地下鉄、名古屋市営地下鉄、札幌市営地下鉄など各都市の地下鉄および地下区間路線でもエリア化が進められている。
携帯4社については、共同で東京メトロ全線エリア化を2013年3月に、都営地下鉄も同年3月末にエリア化を済ませている。
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