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真っ赤なVAIOは3倍カッコイイ――写真でじっくり見る「VAIO | red edition」日本初公開(2/2 ページ)

ソニーが「VAIO Pro」と「VAIO Duo 13」の国内発表に合わせて、製品体験会を実施。直販限定の特別カラー「VAIO | red edition」が初めて披露された。写真でじっくりとそのボディを眺めてみよう。

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「ソニーとともに新しいPCの世界を開拓していく」

photo インテル クラウド・コンピューティング事業部シニア・プロダクトマーケティング・マネジャーの小澤剛氏

 製品体験会には、インテル クラウド・コンピューティング事業部シニア・プロダクトマーケティング・マネジャーの小澤剛氏が登壇し、第4世代Coreプロセッサー・ファミリーについて説明した。小澤氏はまず「クラウドコンピューティングが広まっている昨今、PCはデバイス中心からユーザーが中心となる世界に移行している。これからは優れたユーザー体験を実現するデバイスやプロセッサーが必要とされる。インテルではタブレットの気軽さとPCのパフォーマンスを合わせ持つ、Ultrabookを2-in-1デバイスと定め、次世代デバイスとして推進していく」と強調した。

 小澤氏はモバイルPC向け第4世代Coreプロセッサー・ファミリーのポイントとしてSoC(System-on-Chip)の実現、バッテリー消費の低減、グラフィックス性能向上の3つを挙げた。同氏はこの進化を「過去10年で最大の技術革新」とアピールする。これらの特長が「薄く軽いボディ」「快適なパフォーマンス」「1日中持つバッテリー」という次世代デバイスにとって不可欠な要素となるためだ。

 VAIO Duo 13がCoreプロセッサー・ファミリーを採用したマシンで初めてConnected Standbyに対応するなど、インテルとソニーはデバイス開発において互いに協力している。「新しいVAIOのラインアップは、インテルが目指す次世代PCに近い存在となっている。ソニーとともに新しいPCの世界を開拓していきたい」と述べた。

photophotophoto Ultrabookを強力に推進していくことをアピール(写真=左)。第4世代Coreプロセッサー・ファミリーは過去10年で最大の技術革新だという(写真=中央)。PC向け製品として初めてSoCを実現した(写真=右)
photophotophoto バッテリー動作時間(写真=左)やグラフィックス性能(写真=中央)の向上も“Haswell”のメリットだ。4年前の一般的なモバイルノートPCと最新のUltrabookのスペックを比較(写真=右)

 新製品の説明は、ソニーマーケティング マーケティングGP ITマーケティング部 ITMK課の金森伽野氏が行った。VAIO Duo 13についてはコンパクトなボディをアピールしつつ、インカメラによる顔認証や、アウトカメラによる画像/文字認識のデモを実施。VAIO Proはボディの重量や、キーボードへのこだわりを説明。キーピッチとキーストロークを確保しつつ、パームレストの手前を低くして設置面との段差を抑えることで、クラムシェル型ノートPCに求められる文字の打ちやすさに配慮したという。

 液晶ディスプレイは、高解像度、高輝度、広色域を実現するトリルミナスディスプレイを採用した。「写真を見るならVAIO」というキャッチフレーズを掲げ、テレビCMを含めたプロモーション活動を今後行っていく。

photophotophoto 製品説明を行ったソニーマーケティング マーケティングGP ITマーケティング部 ITMK課の金森伽野氏(写真=左)。VAIO Duo 13のインカメラを使った顔認証のデモ(写真=中央)。VAIO Proについてはキーボードへのこだわりを説明した(写真=右)
photophotophoto VAIO Duo 13のアウトカメラを用いて画像の文字認識を行うデモを行った
photo ソニーマーケティング マーケティングGP ITマーケティング部 ITMK課 統括課長の清水美能留氏

 ソニーは国内のコンシューマー向けPC市場について「タブレットの台頭でPC市場は厳しくなったが、高い生産性を持つPCへの回帰も進むと思われる。特にモバイルPCを中心としたハイブリッドスタイルPCの市場は今後も拡大するだろう」(ソニーマーケティング マーケティングGP ITマーケティング部 ITMK課 統括課長の清水美能留氏)と予想している。

 今回の夏モデルでVAIOはラインアップを4種類に整理した。タッチに注力した新スタイルのDuoとTap、そして先進的なデザインやパフォーマンスを取り入れつつ、これまでのクラムシェルPCの使いやすさも大切にするProとFitと、その傾向は大きく2つに分けられる。「今後もVAIOは新しい形態のPCを創造することで、人とPCの新しい関係を提案していく。ひいてはPC市場の活性化につなげていきたい」(清水氏)。

photophotophoto 東京都・銀座にあるソニービルでは、red edition発表を記念して赤いバラを配布するイベントを実施。ビルのショーウィンドウにも赤いバラのディスプレイを配置し、新製品をアピールした。ショーウィンドウとビル内(4階)でのred editionの展示は2013年6月23日まで続く予定だ
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