“ThinkPadクオリティ”の外付けBTキーボードが登場──「ThinkPad Bluetoothワイヤレス・トラックポイント・キーボード」:待ってたぞ! 初のトラックポイント付きワイヤレスっ
「ThinkPadクオリティ」を実現するBluetoothキーボードがレノボ・ジャパンより登場。もちろんトラックポイント付き。BluetoothワイヤレスモデルとUSBワイヤードモデルの2モデル、日本語配列のほかUS配列版もラインアップする。
レノボ・ジャパンは6月25日、同社ThinkPad Tシリーズと同等のキータッチを実現する外付けキーボード「ThinkPad Bluetoothワイヤレス・トラックポイント・キーボード」「ThinkPad トラックポイント・キーボード」を発表、同日より発売する。
価格はBluetoothモデルが1万3500円(税別)、USB有線モデルが8000円。同社直販サイト「レノボ・ショッピング」および家電量販店に設置する「レノボ・カスタムショップ」で販売する。
ThinkPad トラックポイント・キーボードシリーズは、ThinkPadシリーズならではの「トラックポイント」とThinkPad Tシリーズのキーボードをもとにした「6列プレシジション・キーボード」を備えた外付けキーボード。ThinkPadシリーズの打鍵感とほぼ同等の使い勝手を外付けキーボードとして実現し、特に「日本ユーザーからの声により製品化されたもの」という。同社製品(デスクトップPCなど)の純正オプションとして展開するが、単体購入はもちろん可能。当然、他社PCと組み合わせた外付けのキーボードとしても使用できる。
ラインアップはBluetooth接続対応の無線タイプとUSB 2.0接続の有線タイプの2つ、配列に日本語JISとUS配列の2タイプを含めた計4モデル。特に無線タイプは「トラックポイントを搭載した初のワイヤレス外付けキーボード」とする特長を持ち、NFC搭載機器において容易にBluetooth接続設定が行えるNFCペアリングもサポートする。対応OSはWindows 8/7/Vista/XP(32ビット版のみ)。
6列プレシジション・キーボードは、心地よいと感じるキーを押した時の反発感もThinkPad Tシリーズのそれと同等とし、「ソフトランディング設計」により底付き感を和らげる効果や打鍵音の発生を抑える工夫も取り入れた。キーピッチは19.05ミリ、キーストロークは約2(±0.2)ミリ。Ultrabookをはじめとする昨今の薄型ノートPCのキーボードにはない、ThinkPadキーボードならではのゆったり深めのキーボード入力性や操作性を外付けキーボードで得られる点を大きな特長とする。
本体サイズは305.5(幅)×164(奥行き)×13.5(厚さ)ミリ、重量は約460グラム(Bluetoothモデル)。バッテリーを内蔵するBluetoothモデルはフル充電時で約30日(キーボード入力を8時間/トラックポイント操作を1時間使用した1日の使用例で換算)使用可能。後面のUSBポート(USB Micro-B)にてUSB充電できる(USB充電ケーブルも付属)。一方のUSB有線モデルは、同じく後面のUSBポートを用いPCとUSB接続して使用する。
2013年6月25日から7月28日(8月4日消印有効)の期間、家電量販店に設置するレノボ・カスタムショップ限定のキャンペーンも実施する。レノボ・カスタムショップで「ThinkPadトラックポイント・キーボード」シリーズを購入し、本キャンペーンの応募用紙より必要事項を記入し応募すると、巨大トラックポイント・チェアー(1名)、ThinkPad特製日本手ぬぐい(10名)、ThinkPad特製トートバッグ(100名)が当たる。対象店舗はソフマップ 秋葉原本館、ビックカメラ赤坂見附駅店、池袋本店パソコン館、新宿西口店、名古屋駅西店、ビックロ新宿東口店、有楽町店、ヨドバシカメラ マルチメディアAkiba、マルチメディア梅田。
あわせて、主にビジネスシーン、出張時/航空機での利用/TV会議などでの利用を想定した「ThinkPad ノイズキャンセリング・イヤホン」も投入する。イヤフォン部に内蔵したマイクで周囲の音を拾い、逆位相の音を作成することで周囲環境の騒音を92%カットするノイズキャンセリング機能を実装。ThinkPadロゴを配したつや消しブラックのボディを採用する。持ち運びに便利なThinkPadロゴ入り「スリムキャリーケース」、「Dual高級機用アダプタ」「ケーブルクリップ」「オーディオ/マイク Yアダプタ」「シリコンイヤホンチップ(M/S)」も付属する。価格は9500円前後。
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