フルカラーLED内蔵ゲーミングキーボードなど新製品を一挙公開――Corsair発表会:COMPUTEX TAIPEI 2014(2/2 ページ)
CorsairがCOMPUTEX TAIPEI 2014の開催にあわせて新製品発表会を実施。エンスージアスト向けMini-ITXケースや光るゲーミングキーボードなどを披露した。
水冷CPUクーラーをGPUに取り付けるアタッチメントやLED内蔵ゲーミングキーボードも
一方、アクセサリ製品では、AMDやNVIDIAのリファレンスデザインを採用した高性能グラフィックスカードのGPUに、同社製水冷CPUクーラーを装着できるようにするアタッチメント「Hydro HG10」を発表している。
同製品は、GPUだけでなくオンボード電源(VRM:Voltage Regulation Module)や、グラフィックスメモリなどを冷却するためのユニットをバンドルし、グラフィックスカードの定格動作に比べてGPUで最大50度、VRMやグラフィックスメモリで最大25度より低い温度に冷却できるとしている。これにより、ユーザーはよりアグレッシブなオーバークロック動作を試すこともできるようになる。
まずはAMD Radeon R9 290X/290に対応した「HG10 A1 Edition」が今月中に発売される予定で、米国における市場想定価格は39.99ドルとなる。また、第3四半期にはNVIDIAのGeForce GTX TITAN/780/770に対応した「HG10 N1 Edition」も発売される計画だ。
さらに同社は、24ビットカラー(約1677万色)表示をサポートしたLEDを内蔵するCherry MX RGBキースイッチ採用のゲーミングキーボード「RGB Gamingキーボード」シリーズを正式発表した(2014年1月のCESで参考出品していたもの)。
ラインアップは、マクロキーを備えた「Vengeance K95 RGB Gaming Keyboard」と、その下位モデルとなる「同 K70 RGB Gaming Keyboard」で、米国における市場想定価格は、それぞれ189.99ドルと169.99ドル。各キーの配色やパターンやマクロをプログラミングできるソフトウェアツールがバンドルされる。
また、同じくRGBシリーズとして「Vengeance M65 RGB Gaming Mouse」を披露したほか、DDR4-2400に対応したメモリモジュールや、最大読み込み450Mバイト/秒、最大書き込み350Mバイト/秒を実現するUSB 3.0対応のSSD「Flash Voyager GTX」シリーズなども公開。同社が今後もパワーユーザー向けの製品を積極的に拡充していく姿勢が示された。
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それは、オーバークロックのためならば、ほかのことは犠牲にしてもかまわないという、実に漢(おとこ)なマザーボードであった。
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