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Windows XPマシンからの簡単乗り換えガイド一刻も早くリプレースを(1/3 ページ)

サポート期間が終了したWindows XP。セキュリティ上、マシンのリプレースは優先事項の1つだが、乗り換えに際して何に着目すべきだろうか。見るべきポイントを押さえたうえで、幅広いラインアップをそろえるエプソンダイレクトの製品を例に、それぞれの用途に適したモデルをピックアップしていこう。

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Windows XPの継続利用はコンプライアンスにも関わる重要課題

 以前から予告されていたとおり、Windows XP(SP3)とMicrosoft Office 2003の延長サポート期間が満了となった。これに伴い、Windows XPおよびOffice 2003のセキュリティ更新プログラムの配信が終了した。

 つまり、Windows XPをインストールしたPCは、セキュリティの弱点に対策されないまま放置された状態にある。このため、XPマシンは悪意のあるプログラムからの攻撃や侵入の危険にさらされやすくなり、メールアドレスやWebサイトのログインパスワードといった貴重な情報を盗まれるだけでなく、犯罪に利用される可能性すらあるのだ。

 自身に悪意はなく、踏み台として利用されただけだとしても、さんざんセキュリティに対する警告をされてきたWindows XPを使い続けていたというのでは弁解の余地はない。企業としてはコンプライアンスにも関わる重要事項といえるし、個人にとっても無視できない問題だ。

 もしまだWindows XPを使っているのならば、手遅れにならないうちに、一刻も早くリプレースを検討すべきだろう。

乗り換えポイント1――Windows 7か、Windows 8.1か、ダウングレード権にも注目

 それでは、実際にXPから乗り換えるとしたらどんなPCがよいのか考えてみよう。まずはOSだ。Windows XPに変わるプリインストールOSは何がいいのだろうか。Windowsの最新バージョンはWindows 8.1だが、ビジネス向けとしてはWindows 7を支持するユーザーも多い。

 Windows 8.1は最新ハードウェアに最適化された設計で軽快に動作するうえ、先進的なユーザーインタフェースを備えており、新しいぶんサポート期間も先にあるため、より長く使えるメリットがある。その半面、先進的ゆえにカーネルの構造やメニュー体系なども大きく変更されていることから、習熟のための時間がある程度は必要になる。

 一方、Windows 7のメリットは、メニュー体系など操作性がWindows XPに近く、ソフトウェアの互換性も比較的高いことが挙げられる。Windows XPからもスムーズに移行しやすいといえる。ミッションクリティカルな業務では、これらのメリットを重視し、あえてWindows 7が選ばれることも少なくない。

 また、当面は無難なWindows 7を使いたいが、いずれはWindows 8.1に移行したい……というユーザーもいるだろう。実はマイクロソフトは主に企業向けにそのようなことができる販売形態を用意している。それがWindows 8.1 Proのダウングレード権を利用したWindows 7 Professionalプリインストールモデルだ。

 ライセンスはWindows 8.1 Proのほうにあり、いつでも追加コストなしでWindows 8.1 Proへと切り替えられ、サポート期間も長く保てるわけだ。取り扱っているメーカーは限られるが、ミッションクリティカル性と長期サポートの両立が求められる企業の担当者にとってはありがたい選択肢だろう。

乗り換えポイント2――デスクトップPCか、ノートPCか

 乗り換えの際に、デスクトップPCにするか、ノートPCにするか、迷っている担当者も多いのではないだろうか。デスクトップPCでも小さくて省電力なものがあるし、ノートPCでも十分な性能を持つものがある。性能や省電力性というのは、デスクトップとノートの違いというよりは、搭載CPUやパーツ構成で変わってくる要素だ。

 もちろん、それでも違いはある。ノートPCの最大のメリットはやはり省スペース性、携帯性だろう。大画面モデルから携帯性重視のモデルまでいろいろあるが、いずれもディスプレイも含めて容易に持ち出せる。システム全体の移動や設置が簡単で、最低限、ボディの設置面積分のスペースがあれば使うことができる。さらに、使わない時はディスプレイを閉じて施錠されたサイドデスクやロッカーなどに収納することも可能だ。セキュリティ上、こうした部分を重視する企業もある。

 一方、デスクトップPCのメリットは、構成の自由度が高いこと、導入コストや性能面で選択肢が多いこと、メンテナンス性、セキュリティ面でも有利なことが挙げられる。ノートPCにいろいろ種類があるといっても、本体とディスプレイ、キーボード、マウスなどを別々に選べるデスクトップの構成の自由度にはかなわない。特に画面は決定的な違いがあり、ノートPCの画面サイズはほぼ15型クラス以下に限られる。しかし、デスクトップPCならディスプレイの選択次第でサイズも解像度も自由に選べるし、マルチディスプレイ含めて柔軟な構成が可能だ。従来の資産を流用すれば導入コストの削減にもなる。

 本体自体も液晶ディスプレイの背面に搭載できるような小型のものから、デスク上におけるスリムタイプのもの、デスク下に置くことを想定したフルタワーなど、比較的大きなものまでさまざま選択肢がある。ディスプレイやキーボードまで含めた省スペース性の比較ではやはりノートPCのほうが有利だが、小さいことにそれほどこだわらなければ、より高い性能のCPUなどを搭載できるし、コスト面でもノートPCよりも有利な傾向にある。

 また、簡単に持ち運びができないことは盗難防止という面ではむしろ有利だ。もちろん、ノートPCでも盗難防止ワイヤーを取り付けるなどさまざま対策は可能ではあるが、持ち運びの必要性がない業務ではあえてデスクトップPCを好む企業も少なくない。

乗り換えポイント3――定額保守メニューやデータ移行などサポート/サービスの内容

 以上のように、Windows 8.1にもWindows 7にも、デスクトップPCにもノートPCにも、それぞれ他方にはないメリットがある。業務の内容や予算に応じて、それぞれの選択肢の中からスペックやOSも含めて柔軟に選べれば言うことはない。とはいえ、そんなに都合よくPCが見つかるだろうか。

 そこでお勧めしたいのが、国内PCメーカーで特に法人向けPCに強みを持つエプソンダイレクトの製品だ。デスクトップPC、ノートPCともに省スペース性やスペックが異なる幅広いラインアップをそろえており、BTOでスペックが柔軟にカスタマイズできるモデルも用意されている。さらにプリインストールOSもWindows 8.1とWindows 7の各エディションだけでなく、Windows 8.1 Proのダウングレード権を使ったWindows 7 Professionalプリインストールモデルもしっかり用意している。

 さらに、特に企業担当者には気になるであろう、もう1つの乗り換えポイントであるサポート/サービス面も特筆できる。用途に応じた豊富なサポートメニューが用意されており、さまざまなニーズに応えることができるのだ。

 まず強調できるのが、長期の「定額保守サービス」が用意されていることだ。通常の「1年間の無償保証」期間が終了した後の各種保証サービスを加入料金のみで継続して受けられるという内容で、保守料金を予算に組み入れることができることが最大のメリットとなる。内容も基本の引き取り/直送修理だけでなく、サービスマンが設置場所へ訪問して修理を実施する訪問修理サービスも用意されている。

 また、PCの設置やネット接続設定の代行(らくらくパソコン設置・設定サービス)をはじめ、PCに関する疑問に電話やリモート操作でサポートしてくれるもの(PCなんでもホットライン)、データ復旧など万一の際に備えるもの、ハードウェア/OSのアップグレードニーズに応えるものなど、豊富なオプションサービスが用意されている。

 中には、Windows XPからの移行にぴったりなサービスもある。それが「HDDデータ引っ越しサービス」だ。古いPCから、新しく購入したPCにデータや環境を移行してくれるという内容で、マイドキュメントやWindows標準メールソフトのメールデータ、Internet Explorerのお気に入りの移動などを行ってくれる。

 さらに、企業向けのサービスとして注目したいのが「キッティングBTO」だ。導入企業の指示に基づき、セットアップ作業を代行してくれるというもので、資産管理用ラベルの貼付、企業側で作成したマスターディスクのデータのコピー、さらにセキュリティやネットワークの設定など、かなり踏み込んだ内容まで対応しており、PC導入時の煩雑な作業を代行してくれる。

 国内生産ならではの信頼感、安心感の高さも見逃せない。保証期間内(あるいは定額保守期間内)の製品は修理センターに到着後1日で修理する「1日修理」体制を完備している。また、保証期間終了後も電話サポートは無料、追加費用を気にすることなく相談できるのもうれしい。国内生産を行っている国内メーカーだからこそできることだろう。

 それでは次のページから具体的な用途に沿って、XPからの乗り換えに適したオススメPCを紹介していこう。


提供:エプソンダイレクト株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2014年7月16日

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