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EIZO、本社内に新工場を建設――特定用途向けディスプレイの生産を強化
主に特定用途向け液晶ディスプレイの増産を目的として、EIZOは石川県白山市の本社敷地内に2棟目の新工場を建設する。2016年4月に稼働を開始する予定だ。
EIZOは7月11日、主に特定用途向け液晶ディスプレイの増産を目的として、石川県白山市の本社敷地内に新工場棟を建設すると発表した。2014年12月に着工し、2016年2月に完成、2016年4月に稼働を開始する予定だ。投資金額(概算)は約30億円で、すべて同社の自己資金で賄う。
現状でEIZOグループの液晶ディスプレイ生産拠点は、国内が本社工場(石川県白山市)、EIZOエムエスの羽咋工場(同県羽咋市)および七尾工場(同県七尾市)の3カ所、海外がドイツ2カ所、中国1カ所、北米1カ所だ。
今回は将来的な需要増を見込み、医療用や産業用など特定用途向け製品生産を強化すべく、本社敷地内に2棟目の新工場棟を建設する。建設にあたっては、環境に配慮した工場棟を目指す。新工場棟は、延床面積約1万5000平方メートルの鉄骨5階建てで、生産ライン、倉庫、試験評価施設を設ける。
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