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Futuremark、3DMarkに異なるAPIの相対比較テストを実装

最新アップデートで実装した「API Overhead Future test」では、DirectX 12、DirectX 11、MantleといったグラフィックスAPIの性能差を評価できる。

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 Futuremarkは、3月26日(現地時間)に3DMarkのアップデートを行い、「API Overhead Future test」を導入した。このテストは、DirectX 12、DirectX 11、Mantleといった異なるAPIにおける性能差の測定が可能になる。

 なお、API Overhead Future testは、1つのシステム構成においてAPIの相違によるスコアを比較するのが目的であって、異なるGPUにおける処理能力の違いを比較するのには適していない。DirectX 12環境におけるゲームの動作を想定したGPU比較用のベンチマークテストはWindows 10の正式発表からほどなくリリースする予定だ。

DirectX 11、DirectX 12、Mantle APIで相対的な性能の違いを測定する「API Overhead Future test」

 API Overhead Future testが動作するためのシステム構成は、DirectX 12関連テストでWindows Technical Preview Build 10041以降を適用し、システムメモリ容量は4Gバイト、グラフィックスメモリ容量は1Gバイト以上、そのほか、DirectX 11が動作するハードウェア構成が必要になる。また、Mantle関連テストを行うには容量4GバイトのシステムメモリとMantle APIの動作に必要なシステム構成が必要になる。

 API Overhead Future testは、3DMark Advanced Editionと3DMark Professional Editionで最新のアップデートを適用すると利用できるようになる。

関連キーワード

API | DirectX | Mantle | DirectX 11 | APU | ベンチマーク | Windows 10


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