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Futuremark、3DMarkにゲーミングノートPC向けの新テスト「Sky Diver」を追加
今回追加が予告されたテストモード「Sky Diver」は、ゲーミングノートPCやミドルレンジPC向などで実行することを想定したものだ。
フィンランドのFuturemarkは5月28日(現地時間)、3Dベンチマークプログラム「3DMark」に、ゲーミングノートPCやミドルレンジPCに向けた新しいテスト「Sky Diver」を追加する予定であることを明らかにした。無料版をはじめ、すべての3DMarkに追加プログラムとして無料で提供する。
「Sky Diver」はDirectX 11, feature level 11に合わせた3D処理性能を計測するベンチマークプログラム。従来のゲーム向け高性能PCに合わせたベンチマークと異なり、ノートPC用GPUやプロセッサ統合グラフィックスでも無理なく実行できる。FuturemarkはSky DiverをノートPCや一般的なデスクトップPCに向けたものと説明している。低価格帯のGPUやプロセッサ統合グラフィックスの性能が上がり、高性能なパーツを導入せずとも3Dゲームを楽しめるようになってきたことが背景にあると考えられる。
配布開始時期などの詳細は6月3日から始まるCOMPUTEX TAIPEIで明らかにするとしている。また、ASUS、MSI、GIGABYTE、Galaxy、Inno3D、G-SkillのブースでSky Diverが動作しているところを披露する予定だという。
Futuremarkが公開しているSky Diverの予告動画
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