約25万円の「VAIO Z Canvas」がタダで手に入る、そう“AR”ならね:お絵描きもゲームもできちゃう!(2/2 ページ)
六本木ヒルズで開催中の「VAIO Cafe」には、「VAIO Z Canvas」のオーナー気分を味わえるユニークな仕掛けがさりげなく用意されている。テーブルの上にあるカードに注目だ。
多彩なアプリケーションで“遊べる”
このARアプリのすごいところはこれだけでない。スマートフォンのディスプレイに表示した拡張現実VAIO Z Canvasのデスクトップ左下にあるWindowsタイルをタップすると、スタートメニューを表示するなど、拡張現実VAIO Z Canvasは多彩な操作ができるようになっているのだ。
まずは「Inner Spec」というアイコンをタップしてみよう。画面内の拡張現実VAIO Z Canvasが半透明化して、CPUやシステムメモリ、SSDなど内部に搭載するパーツを表示するだけでなく、そのパーツに関する解説をポップアップする。
「Canvas」は、お絵かきアプリだ。VAIO Z Canvasで動いているCanvasの上を実際に指でなぞって絵を描くことができる。さすがに精密な描画はできないが、ペンの色が変更できるなど、機能は充実している。
ほかにも、キャラクターを操作してダンジョンのようなマップを探索できるローグ風のミニゲームや、拡張現実VAIO Z Canvasのキーボードで文字を入力できるメモパッドが動作する。ARを表示して外観を確認できるだけでなく、動作するアプリを用意することで、VAIO Z Canvasを使ったような気分にしてくれるのが、ただの体験版ARと違うところだ。
このアプリを手掛けたのは、画像認識や位置推定の技術を用いたアプリケーション開発を行うA440だ。開発者は「VAIOからARを使ったプロモーションの要望があり、A440のアイデアで自由に作ってみた。ユーザーに驚きを与えられる“拡張現実VAIO Z Canvas”ができたのではないか」と、VAIO ARとそこで動く拡張現実VAIO Z Canvasの開発経緯と効果を語っている。
このARカードは、六本木ヒルズのVAIO Cafe利用者に無料配布中だ。実際の製品は高くて買えないという方も、ARカードを入手して、いつでもどこでもスマホ片手にVAIO Z Canvasのオーナー気分を味わってみてはいかがだろうか。
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