Amazon、7.7ミリ薄型設計「Fire HD」新モデル2製品を発表:microSDカードスロットも搭載
Amazon.co.jpは、Fire OS搭載タブレット「Fire HD」シリーズの新製品を発表。特徴は厚さ7.7ミリの薄型設計、クアッドコアプロセッサ、Dolbyオーディオ対応のステレオスピーカーなど。
Amazon.co.jpは9月17日、Fire OSを搭載するタブレット端末「Fire HD」シリーズの新製品を発表、計2製品の予約受付を開始した。
製品ラインアップは、1280×800ピクセル(189ppi)表示の8型モデル「Fire HD 8」、1280×800ピクセル(149ppi)表示の10.1型モデル「Fire HD 10」の2シリーズを用意する。これまでの6型と上位モデルの8.9型と合わせて、Fire HDシリーズは全4モデル展開となる。
新モデルは、両機種ともに厚さ7.7ミリの薄型設計を実現しながら、落下テストで「iPad Air」の2倍の耐久性を誇るという。搭載するプロセッサは1.5GHz動作の2コア+1.2GHz動作の2コアというクアッドコア構成で、プロセッサの名称は非公表。OSは最新のFire OS 5“Bellini”を導入した。
Dolbyオーディオ対応のステレオスピーカーを備えるほか、洋書の速読機能「Word Runner」や、24時間365日、Amazonの専門スタッフがスクリーン上で使い方をガイドする「Mayday スクリーンシェア」といったAmazon独自機能を搭載する。
カラーバリエーションはFire HD 8がピンクパープル、ブルー、オレンジ、ブラックの計4色、Fire HD 10.1がホワイトとブラックの計2色となる。
搭載ストレージ容量によるバリエーションは、Fire HD 8が8Gバイト/16Gバイトの2タイプ、Fire HD 10が16Gバイト/32Gバイトの2タイプを取りそろえる。いずれも128Gバイトまで認識可能なmicroSDカードスロットを搭載する。
本体サイズと重量はFire HD 8が214(幅)×128(高さ)×7.7(奥行き)ミリで311グラム、Fire HD 10が262(幅)×159(高さ)×7.7(奥行き)ミリで432グラム。バッテリー駆動時間はFire HD 8とFire HD 10ともに8時間。
販売開始時期は9月30日で、価格はFire HD 8が1万9980円から、Fire HD 10が2万9980円から(いずれも税込)となる。
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