Apple、App Storeの2016年元日の売上高が1億4400万ドルで過去最高と発表
Appleが年頭恒例のアプリストア実績を発表。2015年通年の売上高(アプリ内購入を含む)は2013年の2倍に当たる200億ドルで過去最高を更新し、2016年1月1日の売上高が1億4400万ドルで1日の売上高として過去最高だった。
米Appleは1月6日(現地時間)、毎年頭恒例のアプリストアの売り上げ実績を発表した。2016年1月1日の売上高が1日の売上高として過去最高を更新する1億4400万ドルだった(直近の記録は2015年12月25日)。
Appleのアプリストアは、iOS向け(Apple Watch向けを含む)、Mac OS向けに加え、2015年にはApple TVのアプリストアも開設された。
Appleが発表した数字は以下の通り(売上高にはアプリ内購入も含む)。
- ホリデーシーズン(2015年12月21日〜2016年1月3日)の売上高は11億ドルで過去最高
- 2016年1月1日の売上高は1億4400万ドルで過去最高
- 2015年通年の売上高は200億ドルで過去最高
- 2015年に開発者がApp Storeから得た収入(アプリ内販売を含む)は約140億ドル
- 2008年の立ち上げからの開発者収入の累計は400億ドル
- 米国における190万の職の創出に貢献(その4分の3以上はアプリ製作者)
2015年に人気のあったアプリとして同社が挙げたのは、「Minecraft: Pocket Edition」「Trivia Crack and Heads Up!」「Facebook Messenger」「WeChat」「Snapchat」「Clash of Clans」「Monster Strike」「Game of War - Fire Age」「Fantasy Westward Journey」「Netflix」「Hulu」「Match」。
Appleは毎年、前年のアプリストアの売り上げについて年頭に発表する。2013年の年間売上高は100億ドル突破、2014年は150億ドル突破(前年比50%増、と発表)だった。2015年は2013年から倍増したことになる。
変更履歴:当初タイトルを「Apple、App Storeの2016年元旦の売上高が1億4400万ドルで過去最高と発表」としておりましたが、元旦は1月1日のことも指しますが本来は「1月1日の朝」のことであるため、「元日」に修正しました。[2016/1/ 8:30]
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