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中高生PC USERたちがプログラミング学習プラットフォーム「MOZER」を体験 その反応は若者のPC離れとはなんだったのか(2/2 ページ)

IT化を進める広尾学園の生徒たちに、対話型のプログラミング学習プラットフォーム「MOZER」を体験してもらった。生徒たちのきらきらした目に、自分が失った何かを見いだした気がした。

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ガジェット好きの匂いを感じるッ!
ガジェット好きの“匂い”を感じるッ!

 これは……某他社雑誌の付録にもなっていたアクセサリーを挟む板! もしかして、と思い「こういうガジェット系の記事を書いているものなのですが、ご存じですか?」と名刺を差し出して聞いてみると、「さっき授業中に読んでました(笑)」とうれしい回答が。生の読者からの声は本当にうれしいものである。ただ、できれば授業中には読むのを我慢してくれると先生も喜ぶと思うな、うん。

子供向けだけではない、大人の勉強も見据えた学習プラットフォーム

 MOZERは今のところHTMLのコースのみだが、将来的にはより多くのプログラミング言語に対応していく予定だ。対応予定言語はScratchやJavaScriptなどの軽い言語だけではなく、C++、Javaなどお堅い言語も含まれている。そのため、ユーザーとして子供だけではなく大人も見据えているという。現在大人向けのプログラミング学習プラットフォームというと、「Udacity」(ユーダシティ)や「Codecademy」(コードアカデミー)などが挙げられる。しかし、いずれも文字が主体の学習プラットフォームであり、覚える必要に迫られて勉強する時などは退屈になりがちだ。そのようなユーザーに対して、対話とビジュアルを織り交ぜながら楽しく学べることがMOZERの強みとなる。

対応予定のプログラミング言語一覧
対応予定のプログラミング言語一覧

 また、MOZERのコラボレーション企画第一弾として「進撃の巨人」とのコラボも発表された。プログラミング学習者のみではなく、コラボ作品ファンへも訴求していきたい考えだ。

コラボ企画第一弾は「進撃の巨人」
コラボ企画第一弾は「進撃の巨人」

 私も趣味プログラマーの端くれではあるが、MOZERを触る子供たちのきらきらした目を見て、新たな言語やAPIを習得したいという気持ちにさせられた。帰ったら積ん読しているプログラミング本の山を少しは崩そう、そうしよう。

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