「dynabook RX」の2017年春モデルが登場 第7世代Coreプロセッサを採用:2017年PC/タブレット春モデル
dynabookのモバイルノートPC「dynabook RX」シリーズに、CPUを第7世代 Coreプロセッサに刷新した新モデルが登場する。CPUをCeleronにし、光学ドライブや指紋認証センサーを省くなどして廉価にした「ネットPC」も発売する。
東芝クライアントソリューションは1月23日、13.3型ノートPC「dynabook RX」シリーズの2017年春モデルを発表した。
(記事中の価格は全て税別)
dynabook RX73/C(1月25日発売)
13.3型フルHD(1920×1080ピクセル)ノングレア液晶に、光学ドライブを搭載するモバイルノートPC「dynabook RX73/C」は、2016年夏モデルの「dynabook RX73/V」の後継機種で、CPUを第7世代Core iプロセッサ(Kaby Lake)に置き換たモデルで、ボディーカラーはプラチナホワイトとグラファイトブラックの2色を用意する。
最上位モデルの「RX73/CWR(プラチナホワイト)」「RX73/CBR(グラファイトブラック)」は、CPUにCore i5-7200U(2.5〜3.1GHz)を採用し、メインメモリは8GB(最大16GB)、内蔵ストレージは512GB SSD(Serial ATA接続)、光学ドライブはBlu-ray Discドライブを備える。店頭予想価格は20万円前後(税別)となる。
中位モデルの「RX73/CWP(プラチナホワイト)」「RX73/CBP(グラファイトブラック)」は、最上位モデルのメインメモリを4GB(最大16GB)、内蔵ストレージを256GB SSD(Serial ATA接続)に変更したものとなる。店頭予想価格は18万円前後だ。
下位モデルの「RX73/CWQ(プラチナホワイト)」「RX73/CBQ(グラファイトブラック)」は、中位モデルのCPUをCore i3-7100U(2.4GHz)、内蔵ストレージを1TB HDD(5400rpm、Serial ATA接続)、光学ドライブをDVDスーパーマルチドライブに変更したものとなる。店頭予想価格は16万円前後だ。
各モデルともにUSB 3.0端子×1、アナログRGB端子×1、有線LAN端子(1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T)×1、HDMI出力×1、イヤフォンマイク端子×1、SDメモリーカードスロット×1を備え、無線LAN(Wi-Fi)はIEEE 802.11ac/a/b/g/n(2.4GHz帯・5GHz帯)に対応している。Bluetooth 4.1も利用可能だ。バッテリーは交換可能で、満充電からの駆動時間は上位・中位モデルが約14時間、下位モデルが約11時間(いずれもJEITA 2.0準拠)となる。
本体サイズは約316(幅)×229(奥行き)×17.2〜21.4(高さ)mmで、バッテリーを含まない重量は1.32kg(上位・中位モデルのグラファイトブラック)〜1.44kg(下位モデルのプラチナホワイト)だ。なお、グラファイトブラックモデルは、プラチナホワイトモデルよりも約300g軽くなっている。OSはWindows 10 Home(Anniversary Update適用済み)がプリインストールされる。
dynabook RX33/C(2月下旬発売予定)
13.3型WXGA(1366×768ピクセル)ノングレア液晶を搭載するネットPC「dynabook RX33/C」は、光学ドライブや指紋認証センサーを非搭載とし、スペックも抑えることで買いやすい価格を実現したモデルだ。ボディーカラーはグラファイトブラックのみで、店頭予想価格は12万円台半ばとなる。
CPUはCeleron 3865U(1.8GHz)を搭載し、メインメモリは4GB(最大16GB)、ストレージは1TB HDD(5400rpm、Serial ATA接続)を備える。OSはWindows 10 Home(Anniversary Update適用済み)がプリインストールされる。
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