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デスクトップ版「Skype」プレビュー版、MacとWin32アプリで登場(UWPはなし)
Microsoftがモバイル版に続けてデスクトップ版Skypeアプリもデザイン刷新する。それに先立ち、MacとWin32版でプレビューを公開した。
米Microsoftは8月17日(現地時間)、同社の通話/メッセージングサービス「Skype」のデスクトップアプリのプレビューを公開した。Macと“Windows 10ではないPC”向けがダウンロードできるようになっている。
“Windows 10ではないPC”というのはWin 32のことで、つまりMicrosoft StoreのUWP(ユニバーサルアプリ)はないということだ。
Skypeのモバイルアプリ版は6月に大幅なデザイン変更が行われており、デスクトップ版はモバイル版と共通する変更に加え、大画面を生かす工夫も追加したとしている。
チャットの通知パネル
チャットの通知パネルには、自分がメンション(「@自分のユーザー名」を誰かが書くこと)された投稿が表示される。しばらくチェックしていなかった会話でもここからさかのぼって自分に関係する話題を確認できる。
添付ファイルのギャラリー
チャットで投稿された文書や画像、動画などのコンテンツをまとめておく「チャットギャラリー」で、過去に共有されたコンテンツを開きやすくなる。
グループ動画通話の改善
ドラッグ&ドロップでのカスタマイズや絵文字の投稿が可能になる。
Skypeのプレビュー版は特設サイトからダウンロードできる。
Microsoftはモバイル版Skypeのデザイン変更後、ユーザーからのフィードバックを受けて機能を修正している。デスクトップ版でもプレビューへのフィードバックが正式版に反映されるだろう。
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