349ドルで快適ゲーミング NVIDIAが新メインストリームGPU「GeForce RTX 2060」を発表:CES 2019
NVIDIAの新GPUアーキテクチャ「Turing」が、メインストリームGPUに到来。従来アーキテクチャよりも快適なゲーミング環境が期待できる。
NVIDIAは1月6日(米国太平洋時間)、新GPU「GeForce RTX 2060」を発表した。米国では1月15日にFounders Edition(純正グラフィックボード)が349ドル(約3万7800円)で発売される他、複数のメーカーからも同GPUを搭載するグラフィックボードが登場する予定だ。
GeForce RTX 2060は、2018年8月に発表された「GeForce RTX 20」シリーズのメインストリーム向けモデル。ビデオメモリの容量は6GB(GDDR6)だ。
上位機種と同様に新GPUアーキテクチャ「Turing」を採用し、ハードウェアによるリアルタイムなレイトレーシング(光線追跡:RT)にも対応。GeForce RTX 2060の場合、1秒あたり500億層の描画に対応している。
深層学習(ディープラーニング)に最適な「Tensor Core(テンサーコア)」も備えており、GeForce RTX 2060の場合、52兆FLOPSの演算能力を備えている。
3D描画時のフレームレートは、前世代の「GeForce GTX 1060」と比較して約1.4倍以上改善しており、「GeForce GTX 1070 Ti」とほぼ同じ。新しいゲームほど、改善効果が顕著だという。
(取材協力:Consumer Technology Association)
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