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6コア/12スレッドのCPUを搭載した液晶一体型デスクトップPC「ESPRIMO FH」が登場

富士通クライアントコンピューティング(FCCL)が、23.8型の液晶一体型デスクトップPC「ESPRIMO FH」シリーズでモデルチェンジを実施した。上位モデルで6コア/12スレッドのCPUを搭載した他、最新版Officeスイートを採用している。

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 富士通クライアントコンピューティング(FCCL)は2月12日、液晶一体型デスクトップPC「FMV ESPRIMO FH」シリーズの春モデルを発表、2月14日から販売を開始する。

 今回モデルチェンジしたのは、1920×1080ピクセル表示の23.8型液晶ディスプレイ採用の3モデルで、27型の液晶ディスプレイを搭載したモデル(FH-X/C3とFH90/C3)に変更はない。

 想定実売価格(いずれも税別)はFH77/D1が22万円強、FH70/D1が20万円強、FH52/D1が16万円弱となる見込みだ。

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23.8型の液晶一体型デスクトップPC「FMV ESPRIMO FH77/D1」

上位モデルに6コア12スレッドのCPUを搭載

 新モデルの強化点は、上位2モデルのCPUが4コア8スレッドで動作するIntelの第7世代Coreプロセッサー(開発コード名:Kaby Lake)から、6コア12スレッドの第8世代Core(開発コード名:Coffee Lake)になったことだ。具体的には、従来のCore i7-700HQ(2.8GHz、最大3.8GHz)からCore i7-8750H(2.2GHz、最大4.1GHz)となり、同社では最大で約1.4倍の高速化を実現したという。

 さらにFH52/D1を除く2モデルに、Dirac Researchとパイオニアによる音響補正技術「Dirac Audio」を採用することで、失われたセパレーションを修復してステレオ効果を復活させることにより臨場感向上を実現しているという(イヤフォン利用時は非対応)。

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峡額縁のボディーを継承している。上位モデルのFH77/D1のみ、地上デジタル対応のTVチューナーやBDXL対応のBlu-rayドライブを採用している

 Officeスイートは全モデルで最新バージョンになっているが、上位2モデルはOffice Home & Business 2019、FH52/D1のみOffice Personal 2019だ。また、音声パーソナルアシスタント「ふくまろ」も、返答の最適化で聞き取り開始までの時間を高速化(平均約2.9秒から約1.7秒)するなど使い勝手の改善がなされた。

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音声パーソナルアシスタント「ふくまろ」がタイマーや時報にも対応した

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