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「次はSSD」の声――DDR4メモリの値上がりと品薄化が進行中:古田雄介の週末アキバ速報(2/2 ページ)
今週は、DDR4メモリの値上がりと品薄化が先週から一段と進行している様子だ。さらに、一部ショップではSSDの値上がりも見られたとのこと。DDR4メモリ、SSDともに「お早めに」の声をよく聞く。
6TB HDDが1万280円! 256GB microSDXCカードが2980円!
ストレージの中でも、HDDに関しては値上がりや品薄化の動きは聞かない。パソコン工房 秋葉原BUYMORE店では、土曜日にウエスタンデジタルのガラポン大抽選会を実施する協賛特価として、同社の6TB HDD「WD Blue WD60EZAZ-RT」を1万280円(税込み、以下同)、4TB HDD「WD Blue WD40EZRZ-RT2」を6780円で売る。それぞれ20台と30台の限定特価で、1人3台まで購入可能だ。
同店は「6TBがここまで安くなるのは珍しいですね。でも、売れ筋は4TBになるでしょう。6TBは1万円の壁を突破してからでしょうね」と話していた。なお、SSDも2.5インチSATA 1TBモデル「WD Blue 3D WDS100T2B0A」を1万1780円、同500GBモデル「WDS500G2B0A」を5680円とするなど、狙い目が多い。
DDR4メモリやSSDと同じフラッシュ系のmicroSDXCカードも、まだ値上がりや品薄化の兆しは現れていない。テクノハウス東映では、HIDISCの256GBモデル「HDMCSDX256GCL10UIJP3」が2980円、Lexarの512GBモデル「High-Performance 633x LSDMI512BBAP633A」が6650円の特価となっていた。
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