NEC、「GIGAスクール構想」に準拠したノートPCを発表 ネットワーク製品群やデジタル教材も用意
NECは、国が掲げる「GIGAスクール構想」に準拠した製品群を発表、Chromebook/Windows 10搭載ノートPCやネットワーク製品などを発売する。
NECは2月17日、国が掲げる「GIGAスクール構想」に準拠した製品群を発表、学習用端末となるノートPC計2シリーズとネットワーク製品を発売する。
端末製品としては、Chrome OS搭載ノートPCの「Chromebook Y2」、Windows 10搭載ノートPCの「VersaPro Eシリーズ タイプ VR」の2シリーズを発表(ともにWi-FiモデルとLTEモデルが用意される)。本体スペックは2モデルともにタッチ操作対応の11.6型液晶とCeleron N4020、メモリ4GB、eMMC 32GB/64GBを内蔵する。出荷開始時期はChromebook Y2が2020年6月下旬、VersaPro Eシリーズ タイプ VRが2020年10月下旬の見込みだ。価格はオープン。
教育現場での利用を想定した通信ネットワーク製品には、拠点ルーターの「UNIVERGE IX」シリーズ、基幹スイッチ/フロアスイッチの「UNIVERGE QX-S」シリーズ、無線LANアクセスポイントの「UNIVERGE QX-W」シリーズ/「NA1500A」を用意。5年の無償保証が設けられた製品を多数用意したのが特徴で、無償提供される統合管理サービスの「NetMeister」で一元的な管理を行える。
この他、学習活動の充実への取り組みについても言及しており、学習支援向けのクラウド型プラットフォーム「Open Platform for Education」を2020年4月から提供。ドリル教材「ピタドリ」、英会話アプリ「TerraTalk」、プログラミング教材「ロジカ式 for SCHOOL」の配信を同プラットフォームで行っていく(来年度に限り無償で提供を実施)。
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