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コラム

マシンスペックよりも4画面が大事――ライター古田雄介氏の場合シリーズ「私とテレワーク」(3/3 ページ)

自宅で本格的に仕事をできるように、テレワーク環境を構築するにはどうしたらいいのか。PC USERには、以前から自宅で仕事しているライター諸氏が多数いる。彼ら彼女らからその極意を伺っていく。トップバッターは、連載「アキバPickUP!」の担当ライターである古田雄介氏だ。

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机の上方は開発の余地が残されていることが多い

 以上のような理由から、筆者は編集プロダクションを辞めて自宅で仕事するようになった15年ほど前から、4画面のディスプレイアームを使っている。ユニットコムの24型対応のもので、たしか1万円弱だったかと思う。現役で使っているPCパーツで最古参だ。

自宅でテレワーク
ディスプレイ背面側から見たところ
自宅でテレワーク
アームは机に1点で固定している。年に1回ネジを締め直す以外、特にメンテナンスはしていない

 このディスプレイーアームがあるおかげで、作業空間は実際の机と壁と化した4面ディスプレイ、左にPC、背面に書棚というコックピットにいるような疑似閉鎖空間で仕事ができている。

 テレワークでは、物理的な空間が自宅の日常空間と地続きになるケースが多いと聞く。仕事モードに切り替えやすい環境を作るためにも、メインマシンを中心とした空間を広げるのは有効だと思う。

 ディスプレイを横に広げるのが厳しい場合は、上下2連になるディスプレイアームを導入して高さだけでも確保するのがお勧めだ。何しろ、部屋の上方の空間は意外と手つかずとなっていることが多い。他の空間とトレードオフすることなく、新たな作業空間と壁を手に入れられる見込みがある。

 終わりが見えない暫定的な状況が続き、今後の動向が不透明な中で、少しでも快適に過ごせる役に立てたら幸いだ。

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