エプソン、エコタンクを採用したビジネス向けA3カラー複合機など4製品を投入
エプソンは、低ランニングコストでの印刷を実現するエコタンク搭載ビジネスカラー複合機計4製品を発表した。
エプソンは6月24日、低ランニングコストでの印刷を実現するエコタンク搭載ビジネスカラー複合機を発表、7月9日に発売する。ラインアップはA4カラー複合機モデルの「PX-M791FT」、A3カラー複合機モデルの「PX-M6711FT」「PX-M6712FT」、A3カラー複合機(スキャナーはA4対応)モデルの「EW-M5610FT」の計4機種を取りそろえている。予想実売価格はPX-M791FTが8万円台後半、PX-M6711FTが10万円台後半、PX-M6712FTが13万円台後半、EW-M5610FTが6万円台後半の見込みだ。
EW-M5610FTを除く3機種は全色顔料インクを採用したエコタンクを採用しており、低コストでの印刷を実現。ランニングコストはカラー時で2.0円/枚、モノクロ時で0.8円/枚となっている。狭い店舗バックヤードにも設置しやすい省スペース設計を実現しているのも特徴だ。
EW-M5610FTは顔料黒+染料カラーインクを採用した低ランニングコストモデルで、カラー時0.9円/枚、モノクロ時0.4円/枚の出力を実現。スキャナーをA4判までとしたことでコンパクト筐体を実現している。
またPX-M6712FT/PX-M791FTは両面高速紙送り機構を備えており、印刷と反転/給紙を並列で行うことで高速化を実現している。印刷速度はM791FTとPX-M6712FTが25ipm(カラー/モノクロとも)、PX-M6711FTがカラー時12ipm/モノクロ時25ipm、EW-M5610FTがカラー時9ipm/モノクロ時17ipmだ。
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