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160円の160GB HDDと制作費100万円超の北欧家具風PC:古田雄介の週末アキバ速報(2/2 ページ)
レジ前で2.5インチHDDのジャンク品を特価販売中のオリオスペックには、構想期間3年の北欧家具風自作PCが展示されている。いずれも、売り場でしか体験できないインパクトがある。
お盆過ぎまで無風を覚悟していますよ――2020年7月中旬のアキバ
今週、アキバの人の流れを見ても、新型コロナウイルスの新規感染者増加の動きはあまり影響を与えていない様子だ。ドスパラ秋葉原本店は「『予算10万円でPCを一式』と来店される方は現在もいらっしゃいますが、全体の波は5%還元の終了とともに引いた感じです。新型コロナウイルスについては、警戒することに慣れたこともあってほとんど関係ない印象ですね」と話していた。
今週末の発売が直前になって、1週間延期されたCPU「Ryzen 3000XT」シリーズについても、目立った反応はない様子だ。「もともと、マイナーバージョンアップという位置づけですしね。登場が待ち望まれるふうでもないですから。こちらも無風です」(パソコンSHOPアーク)
こうしたさまざまな要因から、良くも悪くもしばらくは落ち着いた状況が続くとみる向きが多い。あるショップは「全国的に夏休み期間が短くなっていますし、感染状況から考えて遠方から秋葉原を訪れる人は例年よりかなり少なくなるでしょう。1年前は第3世代Ryzenが非常に盛り上がりましたが、それと比べるまでもなく、今年はあのレベルで購買を促すような商品は見当たりません。イベントで集客するのも厳しいですし、当面は大人しく、あまり期待せず、黙々と営業していく感じになると思います」とため息交じりに語っていた。
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