タイマーの残り時間が目で見えるようになる「Echo Flex」用オプションを使ってみた:山口真弘のスマートスピーカー暮らし(1/2 ページ)
スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする本連載。今回はAmazonの最廉価スマートスピーカー「Echo Flex」用のスマートクロックを試した。
Amazonのコンセント直結型スマートスピーカー「Echo Flex」用のスマートクロックが登場した。Echo Flexは本体下部のUSBポートにさまざまなオプションを接続できるが、そのラインアップの1つという位置づけだ。
「スマートクロック」という名称だけではいまいちピンとこないこの製品、具体的に何ができる製品なのかをチェックした。
Echo Flexに挿すだけで利用できる
本製品は既存のEcho Flexに、デジタル時計の表示機能を追加するアイテムだ。Echo Flex用のオプションとしては、ナイトライトやモーションセンサーがリリースされているが、本製品はこれに並ぶ製品ということになる。
このスマートクロックのインストール作業は、Echo Flexがセットアップ済みの状態で、USBポートに差し込むだけだ。Alexaアプリが自動的に接続を検出してくれるので、後は必要に応じて名称を変更すればよい。
もっとも、今回の試用時は当初全く認識されず、デバイス検出やAlexaアプリの再起動、USBポートからの抜き差しなど、何をやってもダメな状態に陥った。取扱説明書に記載されている「Alexa、アップデート」というコマンドも通らない。
ところが、打つ手がなくなってそのまま放置していたところ、十数分経ってEcho FlexのLEDライトの点滅とともに現在時刻へと自動的に補正され、スマホアプリにも認識されたことを知らせる通知が表示された。
症状を見る限り、Echo Flexのソフトウェアアップデート待ちだった可能性があるが、初見だと初期不良だと判断しかねない挙動だ。同様の症状に陥った人は、急いでセットアップしようとせず、電源を入れたまましばらく放置しておくことをお勧めする。
ちなみに、きちんと認識されているか否かは、本体の時計表示で見分けられる。12時00分から時計がスタートして、そのまま時刻補正されなければ認識されておらず、現在時刻がきちんと取得できていれば認識されている。
それでは、早速利用してみよう。
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