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第3世代Ryzen向けの廉価系「A520マザー」が続々登場!:古田雄介のアキバPick UP!(2/4 ページ)
先週末のマザーボード売り場では、1万円前後の値がついたA520マザーが目立っていた。第3世代Ryzenマシンがより安価に組めるとあって、新たなニーズが呼び起こされそうだ。
Ryzen PRO 4000に3300X――A520と一緒に売れそうなCPU
A520マザーの登場で、さらなる盛り上がりが期待されているのが「Ryzen PRO 4000」シリーズだ。上位の「Ryzen 7 PRO 4750G」と「Ryzen 5 PRO 4650G」を中心に各ショップで好調だが、人気に拍車がかかるとのコメントも多い。
あるショップは「10万円コースで考えたら、CPUとGPU機能込みで3万円という6コア12スレッドの4650Gは魅力的ですね。さらに4コア8スレッドの4350Gなら8000円安くなるので、他のパーツに予算を回せる魅力もあります」と評価。別のショップは「DDR4メモリを強化すれば、8コア16スレッドの4750Gでゲーミング構成を考えるのもアリです。10万円は超えるでしょうけど、狙う人も出てきそうです」という。
グラフィックスカードを外付け化する構成で有力株に挙げられているのは、4コア8スレッドのRyzen 3 3300Xだ。パソコンSHOPアークは「CPU単体で1.5万円なので、GeForce GTX 1650カードと組み合わせても3万円ちょっとで済みます。10万円以内に抑えつつ、4650GでGPUまでまかなうよりもハイスペックなゲーミングPCが組めるんじゃないかと思います」と推す。
ただし、3300Xは潤沢とはいえない状況のため、在庫を確認した上で早めに調達するのがベターとの声も聞いた。
続いて、Intel CPUの動向をチェックしよう。
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