小学校高学年から高校生までに最適なノートPC「LIFEBOOK EH」登場 12月10日発売予定:HDMI入力可能(切替式)
富士通クライアントコンピューティングの学生向けPCに新モデルが登場。今度は小学校高学年から高校生をターゲットとした製品で、スペックも比較的高めとなっている。
富士通クライアントコンピューティング(FCCL)は10月19日、小学校高学年から高校生までの利用を想定した新しい13.3型モバイルノートPC「LIFEBOOK EH」を発表した。想定販売価格(税別)は11万円弱で、12月10日に発売される予定だ。
LIFEBOOK EHは、9月10日に発売された「arrows Tab EH」の上位版という位置付けで、先述の通り小学校高学年から高校生までの児童や生徒が利用することを想定して開発された。遠隔学習だけではなく、普段使いでも快適な性能を確保しているという。
9月に発売されたarrows Tab EHは小学生〜中学生向け、今回登場するLIFEBOOK EHは小学校高学年〜高校生向けという位置付け。想定ユーザーの年齢が高いことから、スペックも引き上げられている
CPUは第11世代(開発コード名:Tiger Lake)のCore i3-1115G4(最大4.1GHz、2コア4スレッド)で、メインメモリはLPDDR4X規格で容量は4GB(交換・換装不可)となる。ストレージは128GBのSSD(PCI Express接続)となる。OSはWindows 10 Home S(64bit版)をプリインストールし、Office Home & Business 2019のライセンスも付属する。
ディスプレイは13.3型TFT液晶で、解像度はフルHD(1920×1080ピクセル)だ。上部にはHD(1280×720ピクセル)解像度に対応するWebカメラを搭載している。このWebカメラには赤外線(IR)カメラユニットも統合されており、Windows Helloの顔認証に対応する。
ポート類は、左側面にイヤフォン/マイクコンボジャック、HDMI入出力端子とThunderbolt 4(USB4)端子を、右側面にThunderbolt 4(USB4)端子とUSB 3.1 Type-A端子(常時電源供給対応)を備えている。
Thunderbolt 4端子はUSB Power Delivery(USB PD)による電源入力と、DisplayPort Alternate Modeによる映像出力に対応する。HDMI入出力端子は、設定で入力と出力を切り替えて使うようになっている。
ボディーサイズは約307(幅)×207(奥行き)×15.8(厚さ)mmで、重量は約988gと持ち運びやすいサイズと重量を実現している。満充電からのバッテリー駆動時間は最大16.8時間(JEITA 2.0測定法)となっている。
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