ニュース
第12世代Core iシリーズの登場でRyzenとの覇権争いはどうなる!?:古田雄介のアキバPick UP!(3/4 ページ)
供給量は少なめながらも、まずまずの反響で迎えられた第12世代Core iシリーズ。ここ最近のCPU市場は、AMDのRyzenが優勢をキープしているが、年末に向けてはどう動く?
一番人気だったDDR5メモリはCorsairのDDR5-5200
第12世代Core iシリーズ関連で一番入手困難なのはDDR5メモリだが、中でも複数のショップで最初に指名買いされて売り切れたと言われるのが、Corsairの「DOMINATOR PLATINUM RGB DDR5 CMT32GX5M2B5200C38」だ。DDR5-5200 16GBモジュールの2枚組で、価格は4万2000円前後となる。
パソコンSHOPアークは「次に同じくCorsairの『VENGENCE DDR5』、FURY『Beast DDR5』のDDR5-5200の方、G.SKILLの『Ripjaws S5』という順番でなくなりました。見事にDDR5-5200の32GBキットから消えていきましたが、その中でもRGB LED搭載ということで“ドミプラ”が目立ったのかなと思いますね」という。
週末中までにDDR5-4800 16GBキットも売り切れが続出しており、しばらくは入手困難な状況が続きそうだ。その後に枯渇が懸念されるパーツとして、複数のショップから声が上がるのはDDR5対応マザーだ。
別のショップは「DDR5-5200は当分再入荷は厳しいかなと思います。まずはDDR5-4800がパラパラくるでしょう。そして、その頃にはDDR5対応マザーが払底している可能性が高いと思います。CPUはまだ何とかなるかも……」と話していた。
関連記事
- 入手難易度が一番高いのはCPUよりもDDR5-5200メモリ
Intelの第12世代Core iシリーズと対応パーツが一斉に販売解禁となった。詳報は週明けのアキバPickUP!でレポートするが、取り急ぎ今週末の入手性をお届けしたい。 - 「いろいろ破格」――ASUSとNoctuaのコラボRTX 3070が即売り切れに
Noctua製のクーラーを搭載したASUS JAPANのGeForce RTX 3070搭載カードが13万円超で登場するも、瞬く間に完売。4.3スロット厚の思い切った仕様に、購入者も度肝を抜かれていた。 - 第12世代Core iの販売予約が始まる――11月4日22時解禁!
第12世代Core iシリーズの販売スタート時期と、初回に登場する6モデルの価格が明らかになった。対応マザーやDDR5メモリの動向はどうだろうか? - 2.5インチSSDは2TBが元気! M.2 SSDは1TBが堅調
Crucial「MX500」シリーズの4TBモデルが、2TBよりも容量単価が安い4万5000円前後で登場した。PCケースではFractal Designの「Torrent」シリーズの販売が再開している。 - DSP版Windows 11の販売予約が始まる! 11月11日発売
10月22日、DSP版Windows 11の販売を告知するPOPがパソコン工房 秋葉原BUYMORE店のレジ前に貼られた。まずはDSP版が市場に出回るようだ。 - 「今、ゲーミングPCを組むなら15万円」――1年前から変わった常識
ゲーミングPCを一式組み立てる予算の最低ラインが、ここ最近大きく上昇した。多くのショップは15万円を目安に挙げる。「1年前なら10万円と言っていましたが」とこぼしつつ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.