MM総研は12月1日、「2021年度上半期国内パソコン出荷台数」の調査結果を発表した。
2021年度上半期におけるPCの出荷台数は591.4万台と、前年同期比で25.6%の減少となった。2020年度に開始された「GIGA スクール」特需とコロナ禍による在宅勤務用PC特需の反動が出たものと推論しており、2021年度下半期についても40.3%の減少を予測している。
メーカー別のシェア率ではNECレノボが150.1万台で引き続きトップを維持しているが、出荷台数は前年同期比率45.4%減、シェアは同8.6ポイント減と大きな落ち込みとなっている。
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