ニュース
4万円切りモデルが抜きん出て目立った「GeForce RTX 3050」搭載グラフィックスカード:古田雄介のアキバPick UP!(2/4 ページ)
NVIDIAの新GPU「GeForce RTX 3050」を搭載したグラフィックスカードが一斉に売り出された。価格は3万円台から6万円台までと幅広い。それゆえに低価格なモデルに人気が集中した。
3万円切りのRadeon RX 6500 XTカードが登場
GeForce RTX 3050搭載カードの一週間前に販売解禁となったAMDの「Radeon RX 6500 XT」搭載カードも、複数のモデルが投入されている。
先週はMSIのデュアルファンモデル「Radeon RX 6500 XT MECH 2X 4G OC」や玄人志向のシングルファンモデル「RD-RX6500XT-E4GB/SF」が登場している。価格は順に3万8000円前後と3万円弱だ。
とりわけ注目を集めているのは、RD-RX6500XT-E4GB/SFだ。GPU登場時の最安カードから3000円も安くなって登場しており、対抗カードといわれるGeForce GTX 1650カードの低価格ラインとも勝負できる値付けとなっている。
ただ、GPU全体ではまだ目立った動きはない様子だ。あるショップは「3万円切りカードがもっと増えてきてからでしょうね。予算の天井を決めてマシンを組むなら、このあたりの価格帯は人気が出るので、ゆっくりと期待したいと思います」と話していた。
関連記事
- “不要不急”感がじわじわ高まるアキバの街
1月28日金曜日の夕方、秋葉原電気街を歩いた。先週と比べて往来に大きな変化は見られないように思えたが、PCパーツショップの多くは「先週より確実に減った」と口をそろえる。 - 「GeForce RTX 3050」搭載グラボは1月27日23時に発売 約4年半前のゲーミングPCに載せるとどうなる?
NVIDIAが、「GeForce RTX 3050」を搭載するグラフィックスカードの販売を1月27日23時から順次開始することを発表した。発売に先駆けて、あえて約4年半前に発売されたゲーミングデスクトップPCにGeForce RTX 3050を搭載し、パフォーマンスをチェックしてみようと思う。 - まん防適用初日のアキバは嵐の前の静けさ?
まん延防止等重点措置の適用を受けた初日の秋葉原に、大きな変化は見られなかった。ただ、これからの変化を落ち着いて見定める静かな緊張感は漂っていた。 - AMDの新GPU「Radeon RX 6500 XT」がデビュー!
3万円台で買える、AMDのRadeonシリーズ「RX 6500 XT」を搭載したグラフィックスカードが各社から登場した。新製品売り場に並んだ数多くのラインアップの評判は? - 在庫が全般的に薄氷化するPCパーツ市場
DDR5メモリが買いやすくなり、グラフィックスカードの棚にも目立つ空きはない。けれども、「潤沢」という言葉を店頭であまり聞かなくなって久しい。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.