20〜30万円級水冷マザーでROGにリピーターが多い理由：古田雄介のアキバPick UP！（4/4 ページ）

第12世代Core iシリーズ向けのウルトラハイエンドのマザーボードが出そろった。それぞれ好評だが、中でもROGシリーズの人気が安定しているという。

[古田雄介，ITmedia]

クリエイター向けや頑丈さ重視などスペシャルなB660マザーが続々

　Intel B660搭載マザーの新製品も個性派がそろっていた。ASUS JAPANからはATXサイズの「ProArt B660-CREATOR D4」が3万6000円前後で登場した。DDR4対応のメモリスロットを4基備え、DisplayPort入力端子やThunderbolt 4ヘッダーピンなどを用意する。

　ドスパラ秋葉原本店は「4K動画の編集や3Dレンダリングなどに向いた仕様ですね。Z690の付加機能は不要という人には良い選択肢だと思います」と話していた。

ドスパラ秋葉原本店に並ぶ「ProArt B660-CREATOR D4」

「ProArt B660-CREATOR D4」の基板

　ASRockからは頑丈さを重視したmicroATXモデル「B660M Steel Legend」が2万3000円前後で登場している。CPU回りの電源フェーズを9フェーズ設け、M.2 SSDスロット2基のうち1基はPCIe 4.0接続としている。

　同社からはその他にも、Mini-ITXサイズの「B660M-ITX/ac」も2万1000円前後で売り出されている。

TSUKUMO eX.に入荷した「B660M Steel Legend」

「B660M Steel Legend」の基板