「Intelと拮抗」「焼け石に水」「もう一声」――揺れる値下がりしたRyzenの評判:古田雄介の週末アキバ速報(2/2 ページ)
3月19日から“3連休”が始まる。それを控えた秋葉原のPCショップでは、期間限定のRyzen 5000シリーズの“値下げ”がいろいろな意味で影響を与えている。
税込み4万円ちょっとの「GeForce RTX 3050」など特売も
今週末は3連休である。そのこともあり、特価セールの“目玉”も豊富だ。
パソコン工房 秋葉原BUYMORE店では、3月19日に数量限定でMSI製のGeForce RTX 3050搭載グラフィックスカード「GeForce RTX 3050 VENTUS 2X 8G OC」を4万3980円で販売する。これまで各社から登場した4万円切りのGeForce RTX 3050カードには及ばないが、それにほぼ近い安さで入手できるチャンスといえそうだ。
同店では、ストレージ関連でも3月19日限定でWestern Digital製の4TB HDD「WD Blue WD40EZAZ」が6680円、3月20日限定でNVMe SSD「WD Blue SN570 1TB」が9580円で販売される。
本決算セールを実施するTSUKUMO eX.でも、CrucialのNVMe SSD「CT1000P2SSD8JP」が9980円で売られるなど、1TB SSDを1万円を切る価格で入手できる。
さらに、同じく本決算セールを実施するパソコンSHOPアークでは、Intel NUCを使った自社ブランドBTOマシン「AB-INUC-10i3H-ST」を6万4980円で販売中だ。Core i3-10110Uと16GBメモリ、1TB NVMe SSDとWindows 10 Proを搭載している。同店は「リビングPCやサブマシンなどにちょうどいい構成で、かなり攻めた価格になっていると思います。在庫は結構潤沢にありますよ」とプッシュしていた。
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