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検討していることは事実だが決定していない――「PFUの売却」について富士通とリコーがコメント
富士通がPFUの株式の80%をリコーに譲渡し、PFUがリコー傘下に入る――そのような報道が一部で流れた。それを受けて富士通とリコーの両社がコメントを発表し、検討の事実は認めた。ただし、まだ決定ではないため、公表すべき事実が発生したら改めて発表するという。
ドキュメントスキャナ「ScanSnap」やコンパクトキーボード「Happy Hacking Keyboard(HHKB)」で知られるPFUは現在、富士通の完全子会社として運営されている。ところが4月25日、一部で富士通が保有するPFUの株式の80%をリコーに売却するという旨の報道が行われた。
これに対して4月26日、富士通は「当社および当社子会社に関する一部報道について」、リコーは「当社に関する一部報道について」という文章を発表した。これらによると、富士通がPFUの株式の売却を検討していることとリコーがPFUの株式の取得を検討していることは事実である一方、両社が決定した事実もないという。
今後、両社は開示すべき事実が発生した場合には速やかに公表するとしている。
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