据え置きから持ち運びまで幅広く対応! ユニークなモデルが目白押し!? 14型モバイルディスプレイおすすめ5選:モバイルディスプレイの道(1/2 ページ)
1台あると何かと便利なモバイルディスプレイ。サイズや重量、価格や付属品など多種多様なモデルがある中で、サイズ別におすすめのモデルをピックアップする。最後は14型だ。
モバイルディスプレイは、15.6型と13.3型がポピュラーなボディーサイズだが、この両者の中間にあたる14型も、それに次ぐ勢力として存在している。ノートPCの隣に並べる場合、15.6型では大きすぎ、一方の13.3型では小さすぎるケースはよくあるだけに、そうした場合の落とし所としてちょうどよい。
また面白いことに、この14型はパススルー充電対応や縦型モデルなど、他にない仕様を備えた製品が多い。レノボ・ジャパンやデル・テクノロジーズ、ASUS JAPANなど、ノートPCも手掛けるメーカーの製品が多いためか、USB Type-C接続に特化したモデルの割合が高いのも特徴だ。
こうしたことから、今モバイルディスプレイの導入を検討する際には、13.3型や15.6型だけでなく、この14型のチェックは欠かせない。今回はそんな14型の注目の製品を集めてみた。実売価格は2022年5月13日時点での税込み価格だ。
レノボ・ジャパン「ThinkVision M14」
ThinkVision M14のオススメポイント
HDMI接続を省き、USB Type-C接続に特化したモデルだ。パススルー充電に対応し、本製品を経由してUSB充電器からノートPCを充電することもできる。ノートPCと画面の高さをそろえるための高さ調整ギミックを用意しているのも目を引く。タッチ操作に対応した兄弟モデル「ThinkVision M14t」もある。
主なスペック(製品情報ページ)
- 解像度 1920×1080ピクセル
- 視野角 上下/左右178度
- コントラスト比 700:1
- 輝度 300ニト
- タッチ操作 −
- 接続方式 USB Type-C
- スピーカー −
- イヤフォンジャック −
- ボディーサイズ 約323.4(幅)×209〜220(奥行き)×3.8〜96.5(厚さ)mm
- 重量 約610g(実測値/本体+スタンド)
- 保証期間 3年
- 実売価格 3万6000円前後
デル・テクノロジーズ「C1422H」
C1422Hのオススメポイント
こちらも、USB Type-C接続に特化したモデルだ。パススルー充電に対応し、本製品を経由してUSB充電器からノートPCを充電できるなど、前述のThinkVision M14に似た特徴を備えており、スピーカーやイヤフォンジャックを搭載しない点も同様だが、直販価格はこちらの方が安価だ。
主なスペック(製品情報ページ)
- 解像度 1920×1080ピクセル
- 視野角 上下/左右178度
- コントラスト比 700:1
- 輝度 300ニト
- タッチ操作 −
- 接続方式 USB Type-C
- スピーカー −
- イヤフォンジャック −
- ボディーサイズ 約322.37(幅)×202.69(奥行き)×14.3(厚さ)mm
- 重量 約605g(実測値/本体+スタンド)
- 保証期間 3年
- 実売価格 3万円前後
ASUS JAPAN「ZenScreen MB14AC」
ZenScreen MB14ACのオススメポイント
こちらも、やはり接続方法をUSB Type-Cに限定したモデルだ。付属のスタンド兼用カバーを用いることで横置きはもちろん、縦置きもサポートするのに加え、三脚への取り付けが可能なネジ穴を背面に用意するなど、ユニークな機構を備える。カバーが覆うのは画面側だけで、背面を覆わない点に注意したい。
主なスペック(製品情報ページ)
- 解像度 1920×1080ピクセル
- 視野角 上下/左右178度
- コントラスト比 700:1
- 輝度 250ニト
- タッチ操作 −
- 接続方式 USB Type-C
- スピーカー −
- イヤフォンジャック −
- ボディーサイズ 約324.94(幅)×208.03(奥行き)×9〜11.2(厚さ)mm
- 重量 約794g(本体+スタンド兼用カバー)
- 保証期間 3年
- 実売価格 2万4500円前後
続いて、残りの2モデルを見ていこう。
関連記事
- 新生活にぴったり! 15.6型のモバイルディスプレイおすすめ5選
モバイルディスプレイが1台あると、出先や在宅ワークで簡単にデュアルディスプレイ環境を構築できて便利だ。サイズや重量、価格や付属品など多種多様なモデルがある中で、サイズ別におすすめのモデルをピックアップする。まずは15型クラスだ。 - 外出先に手軽に持ち運べてPCの作業領域を拡張できる13.3型モバイルディスプレイおすすめ5選
モバイルディスプレイが1台あると、出先や在宅ワークで簡単にデュアルディスプレイ環境を構築できて便利だ。ボディーサイズや重量、価格や付属品など多種多様なモデルがある中で、ボディーサイズ別におすすめのモデルをピックアップする。15型に続き、13.3型モデルを取り上げる。 - 究極のスリムさ? アスペクト比35:10! 縦横どちら向きにも設置できる14型の細長ディスプレイを試す
アイティプロテックの「14.0型バータイプ液晶モニター Screen Plus」(LCD14HCR-IPSW)は、独特の解像度を備え、さまざまな利用方法が提案できる極めてユニークな製品だ。実機を細かく見ていこう。 - 14型ながら500g切り! 薄型軽量ボディーで持ち歩きやすいユニークの最新モバイルディスプレイを試す
ユニークの14型モバイルディスプレイ「UQ-PM14FHDNT2」は、14型ながら重量が500gを切る軽量ボディーなのが特徴だ。 - USB Type-Cケーブル1本で接続可能な軽量14型モバイル液晶「ThinkVision M14」を試す
デスクワークの作業効率化に欠かせないのが、マルチディスプレイ環境だ。従来はオフィスでの利用を前提に、一般的な外付けディスプレイを組み合わせる事例が多かったが、近年はモバイルタイプのサブディスプレイをノートPCと組み合わせ、外出先で使う事例も増えつつある。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.