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Androidベースのハンドヘルドゲーム機「Logitech G CLOUD」登場 Androidベースで349.99ドル(期間限定で299.99ドル)まずは米国とカナダで展開

Logitech(日本ではLogicool)が開発を表明していたハンドヘルドクラウドゲーミングデバイスが正式発表された。Androidベースで、クラウドゲームだけでなくGoogle Playで配信されているゲームも楽しめるようになっている。まずは北米(米国とカナダ)で販売される。

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 Logitech(※1)は9月21日(米国太平洋夏時間)、ハンドヘルドゲーム機「Logitech G CLOUD」を10月に北米市場で発売することを発表した。想定販売価格は349.99ドル(約5万570円)だが、事前予約すると299.99ドル(4万3400円)で購入できる。

(※1)同社は日本では「Logicool(ロジクール)」というブランド名で展開している

Logitech G CLOUD
Logitech G CLOUD

Logitech G CLOUDの概要

 Logitech G CLOUDは、LogitechがTencent Gamesとのパートナーシップ契約の下で開発を進めてきたゲーム機である。

 事前の予告通り、Microsoftが提供する「Xbox Game Pass Ultimate」、NVIDIAが提供する「GeForce NOW」を介してクラウドゲームをプレイできる他、Androidをベースとしているため「Google Play」からAndroid向けゲームアプリをダウンロードして遊ぶことも可能だ。Google Playから「Xbox」「SteamLink」を入手すれば、ローカルPCにあるゲームも遊べる。

 プロセッサ(SoC)はQualcommの「Snapdragon 720G」を搭載している。メインメモリは4GB(LPDDR4X規格)、内蔵ストレージは64GB(UFS)を備える。microSDXCメモリーカード(別売)でストレージを拡張することも可能だ。OSは「Android 11」をプリインストールする。

 ディスプレイはフルHD(1920×1080ピクセル)の約7型IPS液晶で、最大10点のマルチタッチに対応する。最大リフレッシュレートは60Hz、最大輝度は450ニトである。

 スピーカーは2基(ステレオ)で、ノイズキャンセル対応のマイクも2基備える。カメラは備えない。

 コントローラーは本体に統合されており、2基のジョイスティック(左/右)、十字キー、A/B/X/Yボタン、L1/L2/R1/R2ボタン、複数のシステムボタンを備えている。

背面
本体背面

 外部ポート類は、3.5mmオーディオジャック(イヤフォン出力/マイク入力兼用)とUSB 3.1 Type-C端子を備えている。USB Type-C端子はUSB PD(Power Delivery)規格の受電にも対応している。ワイヤレス通信はWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)とBluetooth 5.1に対応する。モバイル通信(5G/LTE/W-CDMAなど)には対応しない。

下部
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