片手で持てる0.83Lの小型ボディー! 6コア12スレッドCPUに強化した超小型デスクトップPC「mouse CT6-L」を試す(2/3 ページ)
マウスコンピューターの超小型デスクトップPC「mouse CT6」シリーズが、新型CPUにリニューアルを果たした。容積が約0.8Lの超小型ボディーをそのままに、どの程度パフォーマンスがアップしたのだろうか。従来モデルとの比較を含めてチェックした。
Wi-Fi 6対応の無線LANも標準搭載! 小さくても装備は充実
小さなボディーながら、豊富なインタフェースを備えるのも特徴だ。前面には1基のUSB Type-C(USB 3.2 Gen.1)を含め、USBポートを5基装備。さらにSDメモリーカードスロット(UHS-I対応)も搭載している。
背面端子も豊富だ。2基のUSB Type-A(USB 3.2 Gen 1)に加え、ディスプレイ出力としてHDMIとアナログRGB出力(D-Sub15ピン)を搭載。有線LAN、ヘッドフォン出力、マイク入力端子、さらに盗難防止用ワイヤー取り付け用のセキュリティロック・ポートもある。なお、通信機能としては、有線LAN以外にもWi-Fi 6、Bluetooth 5を標準装備する。
前面にUSB 3.2 Gen 1 Type-CとUSB 3.2 Gen 1 Type-A、USB 2.0を2基ずつ、SDメモリーカードスロット(UHS-I対応)も搭載している(左)。背面には2基のUSB 3.2 Gen 1 Type-Aに加え、HDMI、アナログRGB出力(D-Sub 15ピン)端子を装備。1000BASE-T対応の有線LAN、ヘッドフォン出力、マイク入力端子、セキュリティロック・ポートもある
CPUはRyzen 5 5500Uを搭載
CPUはAMDのRyzen 5 5500U(6コア12スレッド)を採用する。従来のRyzen 5 4500U(6コア6スレッド)とコア数は同じだが、スレッド数が2倍に増え、内蔵GPUのRadeon Graphicsも強化(6コア/1500MHz→7コア/1800MHz)されている。ノートPC向けのCPUを利用しているため省電力で発熱も低く(TDP 15W)、超小型ボディーでも放熱面の不安はない。
メモリとストレージはBTOでカスタマイズ可能だ。標準でメモリは16GB(PC4-25600/8GB×2)、ストレージは256GBのNVMe SSDという仕様になっている。BTOメニューでメモリは最大64GB(32GB×2)まで、M.2 SSDは2TBまで選べる。さらに、2.5インチSSD/HDDの追加も行える。
最後に、ベンチマークテストで本機の実力を見ていこう。
関連記事
- 容積わずか0.8L! Ryzen 5 4500U搭載の超小型デスクトップPC「mouse CT6」を試す
マウスコンピューターから、超小型デスクトップPC「mouse CT6」が発売された。2020年12月に直販ショップで先行販売された本機の魅力をチェックした。 - 片手で持てる超小型デスクトップPC「MousePro-M600F4」をホテルで使って分かったこと
マウスコンピューターの法人向けデスクトップPC「MousePro-M600」シリーズは、片手で楽に持てる超小型ボディーが特徴だ。今回はそのボディーを生かし、出張先のホテルで使ってみた。 - 片手で持てる超小型デスクトップPC「MousePro-M600F4」を車内で使って分かったこと
「MousePro-M600」は、マウスコンピューターの法人向けデスクトップPCシリーズで、片手で楽に持てる超小型ボディーゆえ、デスクトップPCながら機動力は抜群だ。そのボディーを生かして、少々イレギュラーな使い方を試してみた。 - 「水冷BOX」でワンランク上のパフォーマンスと静音性を両立した「G-Tune H5-LC」を試す
マウスコンピューターから、外付け冷却ユニットとなる「水冷BOX」を標準で備えたゲーミングノートPC「G-Tune H5-LC」が登場した。その使い勝手はもちろん、性能や静音性はどうなのか、実機を使ってテストを行った。 - バータイプ液晶で最強環境を実現! ウルトラワイドの「ダライアスバースト クロニクルセイバーズ」を満喫した
モバイルディスプレイを仕事や学習に使うだけではもったいない! 特にウルトラワイド画面のバータイプ液晶は、あのゲームに最適だ。ゲーミングPCで「ダライアスバースト クロニクルセイバーズ」を試した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.