連載
音質が向上し温度センサー内蔵! 大幅に進化した「Echo Dot(第5世代)」を使ってみた:山口真弘のスマートスピーカー暮らし(4/4 ページ)
スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする本連載。今回は、バージョンアップした「第5世代Echo Dot」を試した。
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
全体的に高い完成度 時計つきモデルも要チェック
以上のように、外観はほぼ同一で、全体的にはマイナーチェンジといったところだ。しかし、製品の発売から約2年半が経過し、一定の評価を得た第4世代モデルをさらにブラッシュアップした製品ということで、全体的な完成度は高い。またスマートホームデバイスの共通規格であるMatterを採用するなど、内部的に刷新されているのも、これから長期にわたって使っていく上では有利だろう。
従来モデルからの買い替えが必要か否かは、ひとえに利用頻度によるというのが筆者の意見だ。従来モデルの音質になじんでいるユーザーにとっては、音質が向上した本製品は買い替える価値が十分にあるはずだし、温度センサーを用いた連携機能もなかなか活用のしがいがある。
なお本製品は時計付きの「Echo Dot with clock」も同時に発売されており、こちらは曲名表示に対応し、前述のタップによる一時停止などの実行結果が前面のLEDディスプレイに表示されるなどの付加価値も加わっている。税込みの実売価格はそれぞれ7480円、8480円と千円差で、本製品の購入を検討するならばこちらも併せてチェックしたいところだ。
Echo Dot with clock(第5世代)のレビューは、次回詳しくお届けする。
関連記事
- Amazonのスマートスピーカー「Echo Dot」が第5世代に スピーカーを大型化し温度センサーを新搭載
Amazonのコンパクトなスマートスピーカー「Echo Dotシリーズ」が第5世代となる。スピーカーの口径が10%増した他、新たに温度センサーを組み込んだことにより温度をトリガーとした空調のコントロールも可能となった。 - 球形にリニューアルした第4世代「Echo Dot」のメリットとデメリット
スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする連載。今回は、球形に生まれ変わったAmazonの「第4世代Echo Dot」シリーズを試した。 - 「Echo」第4世代モデル、どう進化した? 試して分かったメリットとデメリット
スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする連載。今回はガラリと生まれ変わったAmazonの「第4世代Echo」を試した。 - 壁掛け対応スマートディスプレイ「Echo Show 15」を試して分かった際立つ個性
スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする本連載。セットアップ編に続き、使い込んで気がついたことを整理した。 - 「Echo Show 10」をしばらく使って分かったメリットとデメリット
スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程をお届けする本連載。今回は画面付きスマートスピーカーの最上位に位置する第3世代「Echo Show 10」を細かく試してみた。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.