Ankerが30製品を一挙発表 持ち運べる冷蔵庫に360度オーディオ対応スピーカーやドッキングステーションなど（2/4 ページ）

アンカー・ジャパンは4月19日、新製品や展望を紹介するイベント「Anker Power Conference 2023 Spring」を開催。ポータブル冷蔵庫、高性能ワイヤレスマイク、モバイルバッテリー、USB-AC急速充電器など30製品を一挙発表した。

[石井徹，ITmedia]

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空間オーディオとLDACに対応するポータブルスピーカー

　「SoundCore」ブランドからは、空間オーディオとLDACコーデックに対応するポータブルBluetoothスピーカー「Soundcore Motion X600」が発表された。スペースグレーは5月下旬に、ブルーとグリーンは2023年夏頃に発売する予定で、想定価格は1万9900円となっている。

Soundcore Motion X600は、取っ手で持ち運べるBluetoothポータブルスピーカーだ

　Motion X600は本体に5基のサウンドドライバー（スピーカー）を内蔵し、置くだけで空間オーディオを楽しめることを特徴としている。加えて、SoundCoreブランドの製品としては初めて、高音質コーデック「LDAC」にも対応し、ハイレゾ音源の再生をサポートした。

　IPX7等級の防水仕様を備えるので、水回りでも仕様できる。連続再生時間は最大12時間となっている。

本体には5基のサウンドドライバーを内蔵しており、単体で空間オーディオの再生に対応できいる

本体の背面にはUSB Type-C端子とオーディオ入力端子を備えており、PCやアナログオーディオデバイスも接続しやすい

マルチモニター出力対応のUSBハブ

　USB Type-Cハブの新製品は、6月上旬に2モデル投入される。

　「Anker 575 USB-C ハブ」は、計12ポートを備えるUSB 3.2 Gen 2 Type-C準拠の製品だ。想定価格は1万9990円で、備えるポート類は以下の通り。

• HDMI出力×2
• DisplayPort出力
• microSDスロット
• SDスロット
• 3.5mmオーディオジャック
• USB Type-C×3
• USB Type-A×2
• 有線LAN（1000BASE-T）

　HDMI出力とDisplayPort出力は同時利用可能で、このハブだけで最大3台のディスプレイを接続できる。

Anker 575 USB-Cハブ

　「Anker 563 USB-Cハブ」は、計10ポートを備えるUSB 3.2 Gen 2 Type-C準拠の製品だ。AppleのMacBookシリーズに合わせたカラーリングを採用しているが、ハブ自体は汎用（はんよう）である。想定価格は1万6990円で、備えるポート類は以下の通り。

• HDMI出力×2
• microSDスロット
• SDスロット
• USB Type-C×3
• USB Type-A×2
• 有線LAN（1000BASE-T）

Anker 563 USB-Cハブ

マグネット対応の充電器やスマホグリップ

　MagSafe対応のiPhoneなど、マグネットによるケース類の脱着に対応したスマホ向けの製品として、モバイルバッテリー2製品、充電ステーション1製品、スマホグリップ1製品が登場する。

MagSafe対応のモバイルバッテリーなどの展示

　「Anker 737 MagGo Charger」は、三角形のフォルムが特徴的な3in1充電器だ。Apple製品に最適化されており、外側にiPhone用の15W MagSage充電ポート、隣接する突起部にApple Watch用充電ポート、そして三角形の内側にワイヤレスイヤフォンなどの充電に利用できる5WのQi充電ポートを装備している。5月下旬の発売を予定しており、想定価格は1万9990円となっている。

Anker 737 MagGo Charger

　他の製品のラインアップと、想定価格は以下の通り。

• マグネット装着対応モバイルバッテリー
  • Anker 321 MagGo Batter（5月中旬発売）：3990円
  • Anker 334 MagGo Battery（6月下旬発売）：6990円
• マグネット装着対応スマホグリップ
• Anker 620 MagGo Phone Grip（6月上旬発売）：2990円（3色展開）

Anker 620 MagGo Phone Grip