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片面実装で4TBの「SSD 990 PRO」&1.5TB microSDXCカードが登場:古田雄介の「アキバPickUP!」(1/4 ページ)
今週は、省スペースで大容量が狙える新製品が複数登場している。その他、microATX対応で持ち運べるPCケースやロープロファイル対応のIntel Arc 310搭載グラフィックスカードも店頭に並んだ。
先週(10月29日週)のストレージ関連の新製品では、サムスンのM.2 PCIe 4.0対応SSD「990 PRO」シリーズの4TBモデルが注目を集めていた。ヒートシンクなしモデルが4万2500円前後で、ヒートシンクつきモデルが4万4000円前後となる(税込み、以下同様)。
「Samsung SSD 990 PRO」の4TBモデルが4.2万円〜でデビュー
シーケンシャル速度は2022年12月に登場した2TBモデルと同じく、リードとライトで毎秒最大7450MB/6900MBとなる。ランダムアクセス時の速度(QD32 Thread16)は、リード/ライトで160万IOPS/155万IOPSだ。片面実装で、裏面にヒートスプレッダーラベルを貼り付けた仕様は、2TBや1TBモデルと共通している。
入荷したオリオスペックは「速度でいえば、今はPCIe 5.0対応モデルも選べるようになっていますが、コレは大容量ながら片面実装ゆえに薄いノートPCなどにも組み込みやすいという利点があります。品質も申し分ないですしね」と評価していた。
できる限りスペースを使わずに大容量を得るという点でいえば、SanDiskのmicroSDXCカード「SDSQUAC-1T50-GN6MN」の入荷も見逃せない。従来の最大容量1TBを超える1.5TBの容量を備えるのが特徴だ。価格は2万6000円前後となる。
2日夕方に入荷したテクノハウス東映は「今週は何といってもこれが目立っていますね」と話していた。
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