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レノボ・ジャパンがThinkPadや周辺機器の「卒業式」を挙行する理由(3/3 ページ)
レノボ・ジャパンが「デバイスたちの卒業式」なるイベントを開催した。「デバイス? 卒業?」と疑問符が付くかもしれないが、狙いはサステナビリティーを意識することの大切さの周知だ。
デバイスたちは新天地へ――みんなで取り組むことが大切
今回のイベントでは、檜山校長からデバイスたちに「卒業証書」が手渡された。
卒業生を代表して、「ThinkPad X1 Nano Gen 1」が卒業証書を受け取る……のだが、当然手足がないので壇上に上がれない。そこで卒業生の代理としてタレントの村重杏奈さんが登壇し、ThinkPad X1 Nano Gen 1の卒業証書を受け取った。
村重さんは檜山社長を交えたトークセッションにも参加し、「普段の買い物でもサステナビリティーを意識した製品を選ぶ」「着なくなった服を捨てるのではなく、家族や友人に譲ったり貸したり」といった取り組みを語った。
檜山社長からは「自分たちだけでなく、パートナー企業にも一緒に取り組んでもらうことがサステナビリティーの実現には必要」との発言があった。それを受けて村重さんは「1人だけ意識しても難しいので、回りに伝えて一緒に取り組んでいく努力が必要」と、サステナビリティーは自分だけでなく皆で考え取り組むことが重要だと強調した。
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