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最高6.2GHzで動作するCoreプロセッサ現行最上位の「Core i9-14900KS」がデビュー!:古田雄介の「アキバPickUP!」(1/4 ページ)
3月15日に、IntelのCoreプロセッサ(第14世代)で最上位モデルとなる「Core i9-14900KS」の販売が始まった。価格は12万5000円弱だ。その反響やいかに!?
3月15日、IntelのCoreプロセッサ(第14世代)最上位となる「Core i9-14900KS」が売り出された。仕様と価格は以下の通りとなる(価格は税込み、以下同様)。
「ピーキー好きな人が減っていますから」
型番 | Pコア | Eコア | スレッド | 内蔵GPU | 消費電力 | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|
Core i9-14900KS | 8コア(3.2〜6.2GHz) | 16コア(2.4〜4.5GHz) | 32スレッド | Intel UHD Graphics 770 | 150W〜最大253W | 12万5000円弱 |
→・最大6GHz駆動! スペシャルなCPU「Core i9-13900KS」登場 実売価格は12.4万円弱
2023年1月に登場した前世代最上位の「Core i9-13900KS」と比べて、Pコアの最大クロック数が200MHz引き上げられるなど、全体的にパフォーマンスアップが図られている。価格はほぼ据え置きに近い。
秋葉原の各ショップに入荷しており、週末時点で在庫は潤沢との回答が多かった。ユーザーの反響は「局所的」「ポツポツ」という。あるショップは「最大6.0GHzまで出せるCore i9-14900Kが3万円以上安く買えますから、極限の数字を追い求める人にだけ刺さる製品ではないかなと思います」と語る。
別のショップも「ギリギリのクロックを引き出せるだけあって、相当ピーキーですからね。北米と比べると、こういうのを乗りこなすことに喜びを感じる人が、自作かいわいでもだいぶ限定的になってきたところはあるかもしれません」と少し寂しげに話していた。
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