レノボ、ビジネスノート「ThinkPad」からCore Ultra採用モデルなど計14シリーズを投入
レノボ・ジャパンは、同社製ノートPC「ThinkPad」の最新ラインアップとなる計14シリーズの発表を行った。
レノボ・ジャパンは、同社製ノートPC「ThinkPad」の最新ラインアップとなる計14シリーズを発表、3月26日から順次販売を開始する。
ThinkPad X1シリーズ
14型フラッグシップモデルの「X1」シリーズとしては、Core Ultra 5 125H〜同 Ultra 7 vPro Enterprise 165Uの搭載に対応する「ThinkPad X1 Carbon Gen 12」と、Core Ultra 5 125U〜同 Ultra 7 vPro Enterprise 165Uの搭載に対応する2in1モデルの「ThinkPad X1 2-in-1 Gen 9」の2タイプを用意。ともにクリックパッドの大型化により使い勝手を向上した他、より高精度なトラッキングを実現できる「感圧クリックパッド」の選択も可能となった。
価格はThinkPad X1 Carbon Gen 12が33万3300円から、ThinkPad X1 2-in-1 Gen 9が37万1800円から(税込み、以下同様)。
ThinkPad Tシリーズ
スタンダードノートPCの「T」シリーズからは、14型モデルの「ThinkPad T14 Gen 5」「ThinkPad T14s Gen 5」、16型モデルの「ThinkPad T16 Gen 3」の3タイプを投入。いずれもCore Ultra 7 vPro Enterprise 165Uまでの搭載に対応した。また修理時の部品交換性などを向上しいるのも特徴で、ThinkPad T14/T16の大容量バッテリー搭載モデルはユーザー自身でバッテリーの交換が可能だ。
価格はThinkPad T14 Gen 5が24万6400円から、ThinkPad T14s Gen 5が27万6100円から、ThinkPad T16 Gen 3が27万8300円から。
ThinkPad X13シリーズ
モバイルノートの「X13」シリーズとしては、13.3型モデルの「ThinkPad X13 Gen 5」と13.3型2in1モデルの「ThinkPad X13 2-in-1 Gen 5」の2タイプを用意した。Core Ultra 7 vPro Enterprise 165Uまでの搭載に対応、5G通信モジュールの装着も可能となっている。価格はともに29万9200円から。
ThinkPad X12 Detachable Gen 2
キーボード着脱型2in1機構を備えるモデルとしては、12.3型液晶を搭載した「ThinkPad X12 Detachable Gen 2」を用意。タブレット時にも扱いやすい3:2比のディスプレイを採用、側面にペンを装着することも可能だ。
ThinkPad Lシリーズ
この他メインストリーム向けとなる「L」シリーズからは、13.3型モデル「ThinkPad L13 Gen 5」、13.3型2in1モデル「ThinkPad L13 2-in-1 Gen 5」、14型モデル「ThinkPad L14 Gen 5」、16型モデル「ThinkPad L16 Gen 1」を用意。ThinkPad L14/L16についてはCore Ultra搭載モデルに加えRyzen 7035シリーズ搭載モデルも取りそろえている。
価格はThinkPad L13 Gen 5が24万2000円から、ThinkPad L13 2-in-1 Gen 5が25万8500円から、ThinkPad L14 Gen 5が23万6500円から(Intelモデル)/22万8000円から(AMDモデル)、ThinkPad L16 Gen 1が23万6500円から(Intelモデル)/22万8800円から(AMDモデル)。
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