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8コア16スレッドのRyzen 9 7940HS×Radeon 780M搭載! 片手で握れるミニデスクトップPC「GEEKOM A7」の“強さ”をチェック!(4/4 ページ)

片手でわしづかみできるミニデスクトップPC「GEEKOM A7」は、最新のRyzenプロセッサを搭載した“ゲームも強い”モデルだ。実機をチェックした。

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ポータブルゲーミングPCを買うかミニデスクトップPCを買うか

 FPSや格闘ゲームなど、コンマ何秒での操作を要求されるゲームに本機が向いているとは言えないが、8型〜10型クラスのポータブルゲーミングPCと同等のプレイ体験は得られそうだ。ただ、電源接続が必須で、別途ディスプレイやキーボード、マウスなども用意しなければならないため、手軽にゲームを楽しみたいのであれば素直にポータブルゲーミングPCを購入した方がいいだろう。原稿執筆時のAmazonでの価格は15万円(税込み、以下同様)と、価格的にも性能的にも同等だ。

 デスクトップPCと比べてしまうと拡張性は限られるが、メモリは最大64GBまで増設できるし、SSDも手軽に換装可能だ(交換するとメーカー保証はなくなるが)。GPUが物足りなくなってきたときに悩ましいが、本機のUSB4(Thunderbolt 3)端子に「GPD G1」などの外付けGPUボックスを利用すれば、さらなるパワーアップも夢ではない。

GEEKOM A7 Ryzen 9 7940HS ミニデスクトップPC AMD Radeon 780M RDNA 3 Zen 4
USB4/OCuLink接続対応のコンパクトな外付けGPUボックス「GPD G1」。外付けGPUボックスを利用すれば、ミニPCでもGPUのパワーアップが行える

 ゲームが主目的ではなく、オフィスユースやクリエイティブ用途でも使いつつ、ゲームも楽しみたいということであれば、GEEKOM A7はお勧めできる1台だ。

 なお、CPUをRyzen 7 7840HS、SSDを1TBにした下位モデルならば9万6000円と10万円を切るので、こちらを検討するのもありだろう。

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