Micronが「GDDR7」のサンプル出荷を開始/デスクトップ版「Outlook」アプリに不具合:週末の「気になるニュース」一気読み!(2/3 ページ)
うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、6月2日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!
タスクバーのマイクアイコンで「Microsoft Teams」の消音が可能に
Microsoftは6月6日(現地時間)、Windowsタスクバーのマイクアイコンから「Microsoft Teams」のミュート/ミュート解除ができるようになると発表した。まずは、Teams Public PreviewまたはMicrosoft 365 Targetedリリースのユーザー向けに段階的に展開される。
Teamsでミュートをしたり、ミュートを解除したりするには、画面上にあるマイクアイコンを選択する必要があった。Teamsでの会議中に、別のアプリでメモを取ったり、資料を表示したりしている場合、そのアプリウィンドウがTeamsに重なり、発言を求められた際にとっさにミュートを解除できないといったこともあるだろう。
これに対して、タスクバーにマイクアイコンが表示されるのであれば、基本的には常に手前に表示されているはずなので、すぐにクリックできるはずだ。また、「Windows+Alt+K」というキーボードショートカットでもミュート/ミュート解除が可能になる。
「Microsoft Copilot」の2024年5月アップデートまとめ公開
Microsoftは5月31日(現地時間)、Copilot for Microsoft 365の5月度アップデートまとめを公開した。
5月度のアップデートでは管理者向けに4つ、エンドユーザー向けに7つの機能が公開されている。エンドユーザー向けの新機能は下記の通りだ。
- Copilot in Viva Glintでコメント分析
「Copilot in Viva Glint」は、従業員と会社とのエンゲージメントを改善するための機能だ。従来は、あらゆる種類の調査(エンゲージメント調査、入社時調査、退社時調査など)から何千もの従業員コメントが生成され、手動で分析する必要があった。Copilot in Viva Glintを使用すると、これらのコメントを自動で分析や要約を行ってくれる。6月にパブリックプレビューで利用可能になる予定だ。
- Copilot in Plannerでチームワークを変革
「Copilot in Planner」は、チームが共同でタスク管理を行うツールだ。生成AIの力によって、作業の計画/管理/実行を合理化し、目標を達成しながら常に最新情報を入手できるようにする。自然言語のプロンプトを使用して計画を生成したり、計画の進行応じた新しいタスクを提案したり、計画に関する質問に答えたりすることが可能だ。Copilot in Plannerは現在、Microsoft Planner in Teamsでプレビューとして展開されている。
- Copilot Labでプロンプトを共有
5月初め、Copilot Labにて組織内でプロンプトを作成/公開/管理できるようになった。そして現在、プロンプトの作成にインスピレーションを与え、ガイドする提案プロンプトが導入されている。人事やマーケティング向けのプロンプトに加え、金融サービス/小売/製造業に渡る業界固有のプロンプトも表示される。今後数週間から数カ月の間に、他のロールや業界向けの追加のプロンプトも追加予定だ。
- Copilotチャットでタスクの進ちょく状況を確認
Copilotチャットで、タスクの進ちょく状況を把握できる「Catch up」が利用可能になる。重要な会議やドキュメントに関連する更新情報を、ダッシュボードで確認できるようになる。
- Wordで文章の下書きや修正方法を改善
「Microsoft Word」のCopilotが、選択範囲の文章の修正提案や、さらに説明を追加したり、統計情報などを追加したりできるようになった。この機能自体は、4月にWeb版から展開が開始されている。
- Copilot in Loopでプロンプトの共同入力が可能に
「Microsoft Loop」で、Copilotが利用可能になった。チームメンバーと共同でCopilotのプロンプトを入力できる。なお、Loopコンポーネントを他のアプリに共有すると、Copilotの会話が引き継がれる。この機能は、現在展開中だ。
- Copilot in FormがFormをフォローアップ
FormでCopilotが利用可能になり、フォームの所有者に対して回答率をメールで送信し、フォローアップのための提案を行うようになる。例えば回答率が低い場合、フォームの所有者はCopilotを使用して、リマインダーを作成して送信できる。フォームの回答率が高い場合には、所有者に対してインサイトを確認するよう促す。この機能は現在提供中だ。
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